以前別の記事で、ドイツで新しいMacbookを購入した話を書きました。
今回は古くなったMacbookの処分方法をご紹介します。
ちなみに私はこれで2015年に購入し約5年間使いちぎったMacbookAirを105ユーロで引き取ってもらえました。
ドイツで古いパソコン処分できるサービス3つ
まずは使わなくなったパソコンを処分する方法はいくつかあるので、まずはそちらをご覧頂いて自分にはどれが一番合ったサービスなのか検討してみてください。
①eBay kleinanzeigenで販売
まず思いつくのがeBay。とくに中古物品を売買するkleinanzeigenを思い浮かべる方は多いのではないかと思います。
わたしが使っていた2015年のMacbook Air 11インチは状態によって様々ですが中古でも300〜400ユーロ程度で売買されていました。
ただし私のものは日本で購入したもので日本語キーボードに、ケーブルも日本のプラグタイプ。
さすがにあまり需要ないかと思い、今回はeBayは使いませんでした。
私のように日本の製品ならMixBのような日本人向けのサービスの方が良さそうですね。
eBayを使うメリット
- 業者で下取りに出すより高く買い取ってもらえる
- 家に取りにきてもらえば、郵送すら必要ない
何よりお金が重要!って方はおすすめです。
eBayを使うデメリット
- 安全面が少し心配
- 売れるまで時間がかかる&手間がかかる
個人的に一番心配していたのが安全面。
いくら初期化したとしても、プロの手にかかればデータの復元もできちゃうとか何とか。
(わたしも詳しくはわかりませんが・・・)
そういうことを考えると少し怖いな、って思う方は次で紹介する方法をお試しください。
②Appleストアのリサイクルプログラムに参加
もし新しくMacを購入するって方はこの方法も選択肢にあります。
Appleストアで購入する際に、リサイクルプログラムに申し込めば例え前のパソコンがMacでなくてもリサイクルしてくれます。
査定をし、金額が決まったらAppleストアやiTunesで使えるバウチャーカードにしてくれます。
例えば新しくApple Watchを購入したり、その他Apple製品を購入予定の方はおすすめです。
ちなみに、申込み前に査定額を教えてくれるのですがわたしの2015年のMacbook Air 11インチは180ユーロでした。
Appleストアのリサイクルプログラムを使うメリット
- 環境に優しい形でリサイクルしてくれる
- 梱包材から送料まで全てAppleが出してくれる
- 事前に大体の金額がわかる
わたしは結局使わなかったのですが、申込みをすると家まで梱包材を送ってくれるようです。
パソコンは精密機器なので郵送する場合はエアキャップや、頑丈なダンボールが必要になりますがその辺りも全て用意してくれるのは嬉しいですね。
もちろん送料も無料です。
Appleストアのリサイクルプログラムを使うデメリット
- 新しくMacBookやiMacを購入した人でないと使えない
- 下取りで戻ってきたお金が、Appleストアでしか使えない
前述しましたが、査定をし金額が決まったらAppleストアやiTunesで使えるバウチャーカードとしてお金を受け取ります。
別のApple製品を購入予定の人は良いですが、そうでない人は正直不便ですよね笑
③下取り専門のサービスFilip4NEWを使う
最終的にわたしはこれを使いました。
みなさんよくご存知のドイツの家電量販店Saturnでも下取りサービスを提供していますが、実は裏ではこのFilip4NEWを利用しているようです。
(本当はSaturn経由で下取りだそうとしたら、このサイトを紹介されました)
Filip4NEWもAppleのリサイクルプログラムと同様に、先に申し込みをしあとは本体を郵送、査定額が決まるといった流れです。
梱包材は自分で用意する必要がありますが、送料は無料です。
その後はクリーニングして中古品として再度販売、または環境に良い形でリサイクルされるとか何とか。
ちなみに、申込み前に査定額を教えてくれるのですがわたしの2015年のMacbook Air 11インチは189ユーロでした。
最初に同じ条件でオンライン査定した時は180ユーロだったはずが、2週間後くらいに再度査定したら189ユーロと少し値段が上がっていました。
時期によって金額が変わるんでしょうか・・・謎
なお今回わたしはMacbookをお願いしましたがそれ以外にも
残念ながら白物家電の買取はないのでご注意を。
Filip4NEWを使うメリット
- 現金で銀行口座に入金してくれる
- 送料無料
- 事前に大体の金額がわかる
なんと言っても現金としてもらえるっていうのが最大の魅力かなと思います。
さらにAppleで買った人しか使えないとかそういった縛りもないので、誰でも好きなタイミングで使えます。
Filip4NEWを使うデメリット
- 梱包材は自分で用意する必要がある
- eBayよりは金額が低い
梱包材だけ少し面倒だな、と思いますがそれ以外はすごくスムーズでした。
Filip4NEWで古いMacbookを下取りに出すまでの流れ
ということで上記で説明した3つの方法を検討したのですが、結局わたしは色々と検討した結果このFilip4NEWを使うことにしました。
具体的に下取りに出すまで全て詳細にご紹介します!
まず準備するもの
諸々と準備するものもあるので、以下を参考に準備するものを用意してください。
- 下取りに出すパソコン
- 充電ケーブル(あれば査定額が上がる)
- 新しいパソコンもしくはハードドライブ(データのバックアップ用)
- 梱包材(プチプチとか、購入時の箱があるととても良い)
- ドイツの銀行口座もしくはPaypalアカウント
必ず新しいパソコンを買って、しっかりとデータを移すもしくはハードドライブにバックアップを残してから下取りに出しましょう!
Filip4NEWを下取り〜入金までの流れ
まずざっくり流れを紹介すると
- Filip4NEWのサイトで査定金額を調べる
- オンラインで申込み
- パソコンを掃除&初期化
- 梱包
- 発送
- 入金
これで申込み〜入金まで約3〜5日程度でした。
①Filip4NEWのサイトで査定金額を調べる
まずはFilip4NEWのサイトにアクセスしましょう。
カテゴリの中から、今回出したい機種を選択。
わたしの場合はMacbookをクリック。
その中でも自分の機種を見つけてクリック。
画面サイズや容量等スペックも確認しましょう。
5の質問があるので、答えていきます。
- ディスプレイに問題はないか?ない場合は「Yes」を選択
- 電源のオン/オフや音声、カメラ等機能上の問題はないか?ない場合は「Yes」を選択
- RAMの容量 ※Macの場合は「このMacについて」で確認できます
- SSDのストレージ容量 ※Macの場合は「このMacについて」→「ストレージ」で確認できます
- 充電ケーブルに問題はないか?問題がなければ「Yes」を選択
すると画面上に査定額が表示されます。
これで問題なければ「In den Verkaufskorb(In the sales basket)」をクリック
②オンラインで申込み
今回は189,14ユーロ。
実際の金額は郵送してから担当の人が本体を見て決定するので、とりあえず目安くらいに考えておきましょう。
「Weiter(Futher)」をクリックすると、ログイン画面が出てきます。
※はじめての場合はアカウントを作りましょう。そこで銀行口座(IBAN)の情報が必要になります。
それもできたら「Verkauf bestätigen(Confirm The Sales)」をクリックして申込み完了です。
登録したメールアドレスにメールが来ているか確認しましょう。
③パソコンを初期化&掃除
初期化は必ずしてください。
Macの場合はこちらのApple公式ページを参照してください。
わたしの場合は初期化し、新しいOSをインストールのに大体1時間くらいかかりました。
お次はパソコンの掃除です。
別にこれで査定額が変わるとは思いませんが・・・
一応今までがんばってくれたパソコンを労う意味で綺麗にしました笑
おすすめはスマホ等の除菌にも使えるSANGROTANにメガネ拭き。
結構綺麗になりました。
④梱包
お次は梱包です。
一応パソコン購入時の箱に入れることを推奨されていますが、そんなもの取っているわけないので
エアキャップ(プチプチ)でパソコンを包み、紙をくしゃくしゃにして箱の底、上、横全てに詰め込みました。
充電コードを入れるのを忘れずに。
充電コードの有無で金額も変わるようです。
わたしの場合は、充電コードあるし問題なく充電できるけど、コードが途中途中外側のカバーが切れて中身の電線で出ている部分があるという
あまり良い状態ではないので、さてそれが金額にどれだけ影響してくるか・・・
⑤発送
梱包もすべてできたら発送です。
申込時に送られてきたメールにDHLの発送伝票ももらえます。
わたしの名前に住所、送り先の住所も載っているのであとは印刷して一緒に持っていくだけでOKです。
お近くのDeutschPost、DHLで発送しましょう。
⑥入金
発送してから10日くらいしてから、メールが届き金額を教えてもらいました。
そしてそこから24時間後くらいには登録していた銀行口座に入金が。
仕事が早い!
古いMacbook、下取りに出すといくらになったのか?
ということで、下取り出す前の予定金額は189,14ユーロってことでしたが、実際の入金はいくらだったのか・・・
検品の結果わたしのMacbookは105,51ユーロ。
ちなみに予定より80ユーロ程度低い下取り金額になってしました。
理由も全部細かく教えてくれました。
以下(全文DeepLで翻訳しているので一部日本語変ですが・・・)参照してください。
- ディスプレイにイルミネーションエラーがある
- このデバイスは、電源ユニットの絶縁または再絶縁が不十分である。
- ディスプレイシェル(フレームを含む)に1つ以上の目立った傷があります。爪で触ることができる傷や擦り傷のことです。これらは肉眼でもはっきりと見えます。
- ディスプレイの前面に1つ以上の薄い傷があります。爪では目立たないが、肉眼でははっきり見える傷のことです。
- ポートを含むケースフレームに1つ以上の目立った傷や擦り傷がある。爪で触ることができる傷や擦り傷のことです。これらは肉眼でもはっきりと見えます。
- ケースの下側に1つ以上の軽い傷や擦り傷があります。爪では気づかない程度の傷や擦り傷のことです。しかし、これらは肉眼でもはっきりと見える。
- ケースの下側には1つ以上の変形があります。これは、あらゆる大きさと厚さの変形を意味します。
- キーボードやシングルキーには、1つ以上のわずかな摩耗が見られます。頻繁に使用されることによって生じる摩耗で、表面に光沢や擦り切れた部分が現れることを意味すると理解しています
。
www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。
そりゃ5年間使わない日はないってくらい酷使されたMacbookなので・・・笑
むしろ105ユーロでも引き取ってくれるだけでもありがたいということにしました。
おそらくeBayでジャンクとして売った方が高く売れたかもしれませんが、色々と手間を考えるとこれで色々とおさらばしたい!と思っていたので今回はこのまま銀行口座に振り込んでもらいました。
ちなみに検品だけしてもらって、返送(送料は相手持ち)もしてくれるので結構良心的だなって思いました。
おそらくFilip4NEWのサイトで出してもらえる下取り金額は、ほぼ新品に近い状態でそのまま中古品として転売できる場合の下取り金額なんじゃないかと思います。
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