侮るなかれ!筆圧が弱い子どもは学習にも支障がでる!?原因や対処法をご紹介

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ユキグチ
ユキグチ
こんにちは!ドイツでそろばんの先生をしているユキグチです。今回は子どもの筆圧に関してご紹介したいと思います。

うちの子、普段あまり集中できていないような・・・?
文字を書いたり、絵を描いたりあまりやりたがらないんだけど、学習障害かしら・・・?

そんなことに少しでも悩んでいるお父さん、お母さんもいらっしゃるかもしれません。

もしかしたら、それは筆圧が関係しているかもしれません。

今回は筆圧が弱すぎる子どもの問題点、その原因、
そして対処法に関してご紹介します!

こんな人におすすめ
・お子さんの筆圧が気になるお父さん・お母さん
・自分の子どもはあまり文字を書きたがらなくて悩んでいる
・お子さんの集中力が続かないと悩んでいる

幼少期は筆圧が弱いと学習に支障が出る!?

わたしは普段4歳〜12歳ほどのお子さんのそろばんを見てあげるのですが
同じ4歳、5歳でも大きな違いが出るのが、手の器用さと、それに伴う筆圧です。

先に結論を書いてしまうと、手が不器用なお子さんや、筆圧が弱い(もしくは強すぎる)お子さんは学習が上手く進まないことが多いということです。

4~6歳くらいのお子さんを見ていると、器用にそろばんを動かせる子は字もしっかりと書いている子が多いです。
一方であまり手先が器用ではなく、そろばんを動かすことに苦労している子は字も薄く、文字自体もふらふらしている子が多いです。


カメラの性能や光の具合にもよりますが、左はくっきり文字の大きさも比較的揃っています。
右側は全体的に文字がうすく、そして曲がっています。

あまり参考にはならないかもしれませんが、これはちょうどテストだったので2人の結果も出しておくと

同じ問題を解いた結果(100点満点)
【左】5歳女の子:90点
【右】6歳の男の子:60点

2人とも同じタイミングでそろばんをはじめて、答えを書く必要のない問題であれば
同じくらい2人ともよくできるのですが、右側の男の子は書くテストになると一気にスコアが下がってしまいました。

そのことを幼児教育専門の同僚にそのことを相談したところ「きっとそれは手の不器用さだったり、筆圧が関係しているんじゃない?」と言われたことがあります。

たしかに、そろばんがあまり得意ではない子をよくよく観察していると
そろばんを上手く弾けなかったり(おそらく指を上手くコントロールできない)、文字も薄い子が多いように思います。

筆圧が弱いことがなぜ学習に影響するのか?

その同僚に色々と聞いたり、私なりに調べたり、目の前の子ども達をみていてわかったのは、筆圧が少なからず学習にも影響を与えているようです。

筆圧が弱いことが学習に影響を与えるまでのステップ

  1. そもそもうまくえんぴつを持てない、持てても上手く動かせない
  2. 書いても上手く書けない、曲がってしまう
  3. 文字を書くこと自体がストレスに
  4. 集中もとぎれとぎれに
  5. 最終的には学習意欲も失う。(書きたくないから、勉強もしたくない)

このように段階を経て、だんだんと学習嫌いになっていきます。
上記のようにせっかく内容は理解しているのに、上手く書けないことが弊害になって学習が進まないなんてこともよくあるようです。

筆圧が弱い原因とは!?3~5歳でどんな遊びをしたのかが大きな分かれ道に

筆圧が弱い子の生活習慣を見ていると、どうやら3~5歳頃に幼稚園や保育園で、もしくはご家庭でどんな遊びをしていたかが大きく関わっているそうです。

筆圧が弱くなる原因
3〜5歳頃にお絵かきや色塗りをあまりしなかった
3〜5歳頃にハサミで工作をあまりしなかった
3〜5歳頃に公園の砂場で遊んだり、泥遊びを積極的に行わなかった

このように3〜5歳の間に手を動かす遊びをたくさんしなかったことが筆圧の弱さに繋がるそうです。
幼稚園や保育園の方針によっては、あまり工作等をやらずに外で遊んだり本を読んだりする幼稚園や保育園もあります。
それ自体は悪くはないですが、やはり細かい作業をする機会が少ないことが筆圧の弱さに影響を与えていると言えそうですね。

子どもの筆圧が弱い!対処法やおすすめグッズをご紹介

では筆圧が弱い場合はどうしたら良いのか?
いくつか対策におすすめをまとめてみました。

えんぴつ

まずは簡単にできる事として、えんぴつを変えてみましょう。

幼稚園児や小学生低学年を持つお父さん,お母さんの中で大好きなポケモンやすみっこぐらしのようなキャラクターえんぴつを持たせていませんか?

幼児教育のプロから言わせると、そういうえんぴつは細すぎて硬すぎるんだとか。
まだ上手く手や指をコントロールできないのに細い鉛筆はただでさえ持ちづらいのに、さらにHBのような硬いえんぴつは書いても薄くなってしまいます。

おすすめは太いえんぴつ
くもんのこどもえんぴつ6Bは太いし、柔らかいので幼児〜小学校低学年には超おすすめです。


ちなみにこの子どもえんぴつ、太いのは良いのですが普通のえんぴつ削りに入らないこともしばしば笑
専用のえんぴつ削りを買うのもおすすめです。

クレヨン

もしまだ3~4歳くらいなら、クレヨンでお絵かきもおすすめです。
お絵かきも小さい紙に小さく書くのではなく、大きいスペースにダイナミックに描くのがおすすめです。

ドイツの人気文房具メーカーLYRAのクレヨンは、指に合わせてクレヨンの側面がデコボコしていて
持ち方の矯正にもおすすめです。


点つなぎや迷路

道具ももちろん大事ですが、トレーニングしよう!という場合は点つなぎや迷路なんかも楽しいし、筆圧トレーニングには良いそうです。
わたしも小さい頃によくやったな〜って思い出しました。


まずはこの辺りから変えてみてください!

【余談ですが・・・】塗り絵がたくさん宿題に出るイタリアの小学校!?

これまたイタリアに住んでいて、お子さんを現地の小学校に通わせているママさんとお話をしていたのですが
どうやらイタリアの小学校(とくに低学年)では塗り絵がたくさん宿題に出るんだとか。

それも図工とかの授業ではなく、全ての教科で!

例えば算数であれば、2+3=5をノートに書くだけではなく
ノートのマス目を2コマと3コマ塗りつぶすそうです。

たしかに、筆圧トレーニングにもなるし、ビジュアルでも2コマと3コマ塗りつぶしたから5が答えだ!と理解することもできますよね。

もちろん地域や、小学校や先生の方針にもよると思いますが
イタリアでは、筆圧が大事だということがみなさん理解しているようですね。

ただし、筆圧が強ければ良いってもんでもない!?

今回は筆圧が弱いことの弊害に関して紹介しましたが、筆圧が強ければ良いってもんでもないそうです。
筆圧が強いがゆえに、消しゴムを使ってもうまく消えずに
それがストレスになって、学習の妨げになるって話もありますし・・・

筆圧はなかなか侮れませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
集中できない、とか上手く学習が進まないで悩んでいるお父さんやお母さんも多いと思います。

お部屋の環境を整えれば集中できるかな?
とか
教材や先生を変えれば勉強できるようになるかな?
と色々と疑うことは良いことですが、意外とその原因がどこか別のところに隠れていることもあります。

筆圧をまずは疑って見るのも良いかもしれません。

ぜひ今回の話が参考になれば幸いです!

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