Google翻訳を越えた!?ドイツ語の翻訳にはDeepL 使い方から比較まで徹底解説

スポンサードリンク



ドイツ語の文章を翻訳したい。
そんな時に役に立つのがこのDeepLという翻訳サービス。

今回はその魅力から、Google翻訳との比較などもしてみました。

こんな人におすすめ
・現在ドイツ語学習中で翻訳ツールがほしい
・仕事でドイツ語の長文章を読む機会がある
・ドイツ語で書く必要があるけど、文章が合っているか自信がない

ちなみに先にお伝えしておくと、翻訳ツールの王道Google翻訳より圧倒的にナチュラルとの噂です!

DeepLって?

DeepLとは、ドイツ語や英語を翻訳するための翻訳ツールです。

実は以前、別の記事でドイツ語の翻訳ツールのおすすめとして紹介していたDeepL。
もともと知ったきっかけは、ドイツで出会った留学生や現地の人との会話。

Mark(仮)
Mark(仮)
ドイツ語の翻訳ならDeepLがおすすめだよ。
DeepLって知ってる?Google翻訳よりもっと自然に訳してくれるわよ。
Melanie(仮)
Melanie(仮)

わたしの周りのイギリス人や、韓国人、フランス人なんかも、ここぞとばかりみんなDeepL使ってました。
正直何がそんなにすごいの?と思い調べてみました。

ドイツの言語向け人工知能の開発を行っている企業が作ったサービス

なんと元々のスタートはドイツのケルンなんだそう。
そこにある人工知能の開発を行っていた企業が作ったのがこのDeepL。
わたしはあまり人工知能に関して詳しくはないですが、ディープラーニングと聞くと精度が常に上がっていっているというイメージですよね。
最近人気になっていっていることもあり、これは将来期待できそう!

2020年3月から日本語と中国語にも対応開始!
ドイツの会社何だからドイツ語と英語なんでしょ・・・?と思いきや、なんとDeepLで翻訳できる言語は英語やフランス語,スペイン語など全11言語!
なんと2020年3月から日本語と中国語にも対応を開始しました。
もちろん精度はドイツ語→英語の方がナチュラルですが、日本語も結構な精度で翻訳してくれます。

方言まで翻訳できちゃう!
DeepLは日常会話をはじめとした口語の翻訳がとくに強いのだそうで
なんと方言にも対応しているんだそうです!

試しにわたしも出身でもある新潟弁を翻訳してみました。
ちなみに新潟弁で「すごく」を意味する「なまら」を入れて翻訳してみます。
(残念ながら普段は使いませんが、意味は知ってます)


日本語:彼はなまら足が速い。(彼はすごく足がはやい)
ドイツ語訳:Er ist sehr schnell

・・・ちゃんと翻訳できてる!
わたしだっていきなり聞かれたら「えっ…」ってなりそうなのに、すごいですDeepL(笑)

DeepL実際に使ってみた

ということで、今回改めてDeepL使ってみました。
ちなみにDeepLはスマホアプリがなく、パソコン用のアプリは出しているようです。

スマートフォンで使う場合、わたしはいつもブラウザ版をホーム画面に置いてます。

とりあえず、適当に見つけたドイツ語の文章を日本語に翻訳してみました。

元の文章:
Das Hotel bietet außerdem ganzen Service,z.B: Frühstücksbüffet ,kleine Mittagsmahlzeit, großes Büfett am Abend.

日本語訳:
このホテルでは、朝食ビュッフェ、スモールランチ、夕方のラージビュッフェなどのフルサービスも提供しています。

少し言い回しは不自然ですが、意味の理解には全く問題はありません。

逆にいまの文章の日本語を少し手直しし、ドイツ語に逆翻訳してみました。

元の文章:
このホテルでは、朝食ビュッフェ、簡単なランチ、夕食のビュッフェなどのフルサービスも提供しています。

ドイツ語訳:
Das Hotel bietet auch ein reichhaltiges Frühstücksbuffet, ein schnelles Mittagessen und ein Abendbuffet an.

少しマニアックな話になりますが
「〜もまた(英語のalso)を意味する」außerdemがauchとより口語的な単語になっていたり
「昼食」を意味するMittagsmahlzeitがMittagessenと同じく口語的な単語になっています。

普段の日常会話で使う単語を優先的に使うようになっている模様。
なのでビジネスシーンなどでお硬い文章にしたい場合は、少しカジュアル目に翻訳されてしまうかもしれません。

ちなみにDeepLは基本的には無料ですが、1,000ワードを超える文章になってくると制限がかかってしまいます。
もし書類丸ごと翻訳する場合は、有料版のDeepLがおすすめ。

個人向け,チーム向け,開発者向けと3タイプあります。
面白いのが開発者向けの部分。
開発者プランの場合は個人のサイトや企業サイトなど製品にDeepLの翻訳を導入するプランのようです。
自社製品を海外向けに打ち出していきたい人にはおすすめですね。

Google翻訳と比較してみた

ということで、翻訳ツールの王道Google翻訳と比較してみました。

翻訳精度

今回はWikipediaのDeepLに関するドイツ語を日本語訳してみます。

DeelpL

DeepLの訳:翻訳者は、ケルンにある GmbH の機械翻訳のオンラインサービスで、2017年8月28日にサービスを開始しました。サービス開始時には、Google、Microsoft、Facebookなどの競合他社の提供するサービスをブラインドスタディで上回っていたと報じられています

Google翻訳

Googleの訳:DeepLトランスレータは、ケルンにあるDeepL GmbHの機械翻訳用オンラインサービスで、2017年8月28日にオンラインで公開されました。 それが発表されたとき、サービスは競争の申し出がブラインド研究に含まれると主張します。  グーグル、マイクロソフト、フェイスブックはこれを上回った。

なぜかDeepL-Übersetzerというサービス名の翻訳はGoogle翻訳の方が上手です。
なぜDeepLは自分のことを「翻訳者」って表現している笑
固有名詞は苦手なのかもしれません。

しかし2文目はDeepLの方が自然。
もちろんどちらも意味は通じますが、Google翻訳はいかにも機械翻訳というのがバレバレ。
一方でDeepLの方は人間が翻訳したものだと言われても疑わないレベルです。

翻訳精度はDeepLに軍配が上がりました

機能面

Google翻訳でわたし個人的によく使うのが、カメラからのスキャンからの同時翻訳機能。
インターネットさえ繋がっていれば、町中の看板やメニューをその場でカメラで読み取り
瞬時に翻訳してくれます。

残念ながら、DeepLにはまだその機能は備わっていません。
おそらく現在開発中という可能性もありますが、2020年6月時点ではまだ。

さらに、Google翻訳のチャット翻訳機能。
もうこれ1つあれば、語学学習いらないかもしれません笑
これは意外と知らない人多いですが、死ぬほど便利です。
言葉では説明できないので、もし気になる方はぜひ動画で。

このおじさんは英語→フランス語でやっていますが、これ1台あれば普通に異言語同士で会話ができます。
日本だとポケトークもありますが、私の母も海外旅行時に使っていますが
正直、インターネットの速度等を考えるとあまり使い勝手が良いとか言えません。。
(わたしの母はお守りとして持ち歩いているのと、パフォーマンスとして現地の人が喜ぶのでネタ的な感じで海外旅行中は持ち歩いています笑)

こちらのチャット機能や音声による翻訳はDeepLにはまだ搭載されていないです。

機能面ではGoogle翻訳が圧勝です。

まとめ・結論

と、いうことで今回は翻訳ツールのDeepLをご紹介しました。
まとめると

DeepLの特徴まとめ

・DeepLは日本語訳にはまだ少し物足りない
(全体の意味を理解する分には問題なし)

・とくに口語での翻訳が得意

・翻訳の精度はGoogle翻訳より若干勝る

・機能面ではまだまだGoogle翻訳の方が優秀

ということでした。

わたし個人ではドイツ語の勉強するときや、パソコンで使う場合はDeepLをメイン
外出中にスマホで翻訳する場合はGoogle翻訳メイン

という形で使い分けています。
ぜひみなさんも使ってみてください!

それにしても、今後は語学学習ってもの自体なくなる日も近いなということを改めて実感しました。
そして翻訳や通訳という職業はまちがいなく近い将来なくなると言われているのも納得です。

【2020年8月更新!】英語を使ってドイツ語を学ぶ3つのメリットとおすすめ教材をご紹介!

スポンサードリンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください