英語がある程度話せるという皆さん。
英語話せる人がドイツ語を勉強したらすぐに話せるようになるんではないか・・・?
そんなことを考えたことがあるのではないでしょうか?
英語はすでに仕事で不自由ないレベルだったわたしも、3年前はドイツ語全くゼロの状態からドイツに来てしまったのですがその後少しずつドイツ語を勉強を続け生活には困らないくらいになってきました。
今回はドイツ語学習歴約3年のわたしが英語でドイツ語を学ぶメリット・デメリットをご紹介します。
・英語はかなり話せるようになったから次の言語何にしようかな〜って思っている
・ドイツ語を学ぶ予定だけど、どこから手をつけたら良いのかわからない
これを読んだ人が少しでも「ドイツ語チャレンジしてみようかな」って思ってもらえたら良いなと思います!
結論:英語を話せる人がドイツ語を学ぶ方がはるかに有利。だけどデメリットも・・・
先に結論から書いてしまうと、英語を話せる人がドイツ語を学んだ方が圧倒的に有利です。
理由はいくつかあるんですが、一番大きい理由としてドイツ語を英語が言語として親戚であるゲルマン語族にあることだと思います。
似ている分、習得する時間も少なくても済むというのは何となく想像がつくんではないでしょうか。
ちなみにこの表は、日本語ネイティブの人が新しい言語を学ぶときの難易度を言語ごとにまとめた表。
この表にあるように、同じグループにある言語同士は習得時間が短くて済みます。
日本人の場合は、韓国語を学ぶのがかなり簡単なんて話もありますよね。
それと同じで、ドイツ人が英語を学ぶのは簡単だしイギリス人がドイツ語を学ぶのも比較的簡単です。
(英語よりドイツ語の方がはるかにややこしいので、英語圏の人がドイツ語を学ぶ方が時間がかかるようです)
しかし、すでに英語を習得しているからこそのデメリットもあります。
それは英語が邪魔をして、ドイツ語を学ぶ意欲すら奪ってしまう可能性があるということです。
次の章でもっと詳しく見てみましょう。
英語を習得しているからこその注意点、落とし穴
前述した通り英語が邪魔をしてドイツ語を学ぶ意欲すら奪ってしまう可能性ある、ということですが
これはとくにドイツに留学している人や、住んでいる人に顕著なのですが
って人多いです。
わたしも一時期そんな時期はありました(汗)
というかドイツ語難しすぎて挫折しかけた時もありました。
ドイツ人(とくに若い人やビジネスマン)は英語話せる人すごく多いです。
それは前述した通りドイツ人からしたら英語を習得することが簡単、ということもありますが
移民が多いということも大きく関係しているかと思います。
色んなバックグラウンドの人が多ければ、自然と英語で話す機会も増えるのは自然ですよね。
よって、別に英語だけでわたしは生きていく!ってこともできます。
しかし個人的にはその国の言葉、文化を学ぶこともとっても大事だと思います。
日本にいる外国人が英語でしか話さないと
って思う人が多いのと同じでドイツでも同じです。
お邪魔させてもらっている以上、その国の言葉や文化に尊敬を払うことは当たり前かなって個人的には思ったりします。
なにより、ドイツでドイツ語を話せないと不便なこともやっぱり多いです。
・市役所や外人局(ビザ取るところ)などお役所
・カスタマーサポートの自動音声通話(容赦ないです笑)
・ご近所付き合い(おじいちゃん、おばあちゃんは特に)
こういう時のために、いくら英語を話せるとは言え少なくとも簡単なドイツ語でもいいからコミュニケーション取れると良いなって思います。
なにより話せた方が生活の幅も広がるし、楽しいですよね!
でもやっぱり英語をすでに習得している人の方がメリットははるかに多いです
ドイツ語を英語で学ぶメリット
先程述べたように英語とドイツ語は似ているがゆえに学ぶこともすごく簡単だと書きました。
わたし自身ドイツ語を勉強しはじめてわかったんですが、ドイツ語って英語をさらに難解にそしてルールもたくさん付け足したような言語だと思っています笑
ゆえに英語というベースがある人の方が学ぶメリットはいくつかあります。
メリット①:ドイツ語の文法が簡単に感じる
実際に勉強しはじめてわかったのは、文法がかなり似ています。
もちろん語順が少し違ったり、みたいなことはあるんですが
英語にあるような「関係代名詞」「比較,最上級」みたいなものは単語を変えて少しルールを覚えるだけってことが多いので
ドイツ語を学んでいて新しい文法にぶち当たっても
って関連づけて考えるだけで一気に理解しやすい上に、覚えやすいです。
何よりA1から勉強しはじめてどんどん進んでいき、「あ、これも英語と同じ!」とか気がつくだけで結構楽しいです。
メリット②:単語もかなり似ている
ビールっていう単語、英語だと「Beer」ですがドイツ語だと「Bier」です。
綴は違うものの、発音同じです。
こんな単語たっくさんあります。
さらに動詞も
ってときもドイツ語っぽい発音(語尾にenをつける)で英語を言うと通じることも多いです笑
他の方が書いた記事で面白い表を見つけたので、もし興味あれば
ドイツ語と英語の似ている単語集(300語収録)
fall(落ちる)とかfallen(ドイツ語で落ちる)とか同じですからね。
わからなすぎて固まるよりは、とりあえず英語で言ってみるのおすすめです!笑
メリット③:教材が豊富にある
これはかなり大きなメリットです。
わたしもドイツに来る前にドイツ語教材を買おうと本屋さんに行ったのですが
小さい本屋さんだと英語関連の教材はあるのに、ドイツ語の本なんてほんの数冊。
それもわかりにくい・・・
一方で英語圏の人が使っているドイツ語の教材は種類も多ければ、Youtubeひとつ取ってもすっごく質も高いです。
日本語で無理にドイツ語を説明している教材を買うより
英語で説明してくれた方がよっぽどわかりやすい、なんてことも多いです。
英語でのドイツ語教材のおすすめはこちらにまとめてあるので、興味ある方はぜひこちらを見てください。
まとめ
ということでまとめると
英語に限らず1つの言語を習得しちゃえば、横展開はかなり簡単だと思います。
とくにスペイン語、フランス語みたいなラテン語系の言葉でも1つ覚えるだけでドイツ語という言語を学ぶハードルはグッと下がります。
前述したとおり、別の言語と共通点や相違点を見つけて関連付けながら学んでいくことができるため
理解しやすいですし、何より覚えることも簡単になります。
すでに英語を話せる人は、おそらくどこかのタイミングでわたしのように
みたいな落とし穴にはまることもありますが汗
根気よく続けて行くことでその先の楽しさに気がつくこともできるかと思います!
ぜひドイツ語、チャレンジしてみるのはいかがでしょうか?
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