世界を旅しながら学び合う学校!インフィニティ国際学院 訪問レポート

スポンサードリンク



こんにちは!
日本出張編第2弾は2019年よりスタートしたインフィニティ国際学院です。
「世界を旅しながら学び合う国際進路特化型インタナショナルスクール」というコンセプトの高校で
現在はまだちょうど1期生が3学期に入るタイミングです!

なんと1年目はフィリピンということで私も様子を見にフィリピンに行ってきました。

今回はインフィニティ国際学院の授業やカリキュラム、生徒さん達の実際の生活に関してご紹介します!

ちなみに第1弾は東京の探究学舎を訪問しました。

子どもの探究心を本気で引き出す教室!探究学舎訪問レポート

インフィニティ国際学院とは?

インフィニティ国際学院は「世界を旅しながら学び合う」をコンセプトにしている次世代型のインターナショナルスクールです。
「旅をしながらどうやって学ぶの?」と思う方も多いかと思います。

インフィニティ国際学院のカリキュラムはとにかくユニークなんです!

  • 1年目:フィリピンで英語力をメインで強化さらには国際教養力を養う
  • 2年目:世界数十カ国を周りながら世界の「現実」を学び思考力を養う
  • 3年目:将来の目標や進路に向けて準備

という通常の高校とは学ぶ「内容」も違えば「プロセス」も全く新しい学校です!

授業内容がユニーク!

1年目は月〜木までは英語の授業を6時間、それ以外の時間は各分野の専門家やナビゲーターの方々から
特別講義やワークショップを通して話を伺い さらには生徒間でディスカッションしたりと
日本の高校で学ぶ国語・数学・科学・・・のような教科はないそうです。

よって教科ごとの先生がいるわけではなく、英語の授業以外に関してはチューターと呼ばれる
授業の進行役、ファシリテーターの方が2名が生徒達と生活を共にしています。

チューターのお二人、そしてCNE1スタッフさんと

とにかくナビゲーターの方々が豪華!
一般の社会人ならお金を払って講演を聴きに行くような方々のお話をインフィニティ生達は授業を通して話を聞くことができます。

企業の社長はもちろんのこと、大学の教授、マウンテンバイクの全日本優勝者までジャンルも様々!

もちろん高校卒業資格も取れます

インフィニティ国際学院は沖縄にある八洲学園大学国際高等学校と提携をしているため
毎年5日間の集中スクーリングに参加すること、そして学期中に学校が出すレポートを提出することで高校卒業資格も取ることができるそうです。

いくら学ぶ内容が他の高校生達と異なっていたとしても、卒業後に大学に入ることだってできます。

ということは通常の高校はほとんんど大学受験のためにダラダラと3年間学んでいるだけで
実は高校卒業するだけなら、もっと効率的に最短距離で卒業も目指すことができるということですよね。

私が費やした3年間の高校生活はなんだったんだ(笑)

インフィニティ国際学院に関してもっと詳しく知りたい方は以下より詳細ご覧頂けます!!
インフィニティ国際学院公式HP

実際に行ってみた

ということで行ってきました!約1年半ぶりのフィリピン!!

マニラからバスで4時間ほど離れたターラックにあるCNE1という語学学校に1年目は滞在しています。

CNE1は私も前職時代に何度かお邪魔していますが、アクセスは若干悪いものの
地元の学校あり、自然あり、動物あり(!?)の環境としてはなかなかユニークな学校です!
とくに同じ敷地内には自然農園があり、ダチョウやワニ、サルなどの動物もいるため
農学部志望の生徒や獣医を目指す人には良い環境かもしれないですね(笑)

なぜか学校にダチョウ

ただしいわゆる高校生のスクールライフ、というのとはかけ離れているので
お年頃の高校生達には少し厳しい環境かもしれません。。

ここで運動もできます

それでも、部屋の外に出ればフィリピン人の先生が英語で話しかけてくれたり
一般の留学生の方もいるので、寂しい思いはしないですし活かそうと思えばいくらでも活用はできる環境になっています。。

ちなみに私が訪問した学校のなかではバリ島にあるGreen Schoolに近い環境でした。

バリ Green School訪問記 (2)ツアー詳細,地元民の反応とは!?

インフィニティ生達はここCNE1で寝泊まりをし、食事3食・そして洗濯掃除等もすべて提供されるので
学期中はここで共同生活をします。

特別講義に参加

今日はちょうど金曜日ということで午後からナビゲーターさんからの特別講義の日。
今回のナビゲーターは株式会社ドリームビジョンの代表取締役社長の平石 郁生さん。

「デジタル化が進むこの世の中で高校生はどんな進路を選ぶべきか!?」に関してお話し頂きました!

内容としてはGAFA(Google,Apple,Facebook,Amazon)をはじめとするアメリカ企業急成長の理由と時代的背景、そして日本企業の失われた20年に関して等々お話し頂きました。

内容としては社会人でもよほど経済やベンチャー企業等に詳しい人でないとわからないようなことなので
高校生達には少し難しかったかもしれませんが、良い刺激になったのではないかと。

講義が終わると質問タイム。

「次の10年では一体どんな事業が成功するのか?」
「データの輸出入が増えることで日本のGDPを上げることはできるのか?」

みんな高校生なりの目線や観点で様々な質問が上がっていました

ユキグチ
ユキグチ
毎回講師の方がフィリピンまで来ているの!?

いえいえ、さすがにフィリピンまで毎回来て頂いているわけではなく
特別講師の方にはZoomというビデオチャットサービスを使ったオンライン講義になっているんです。

みんな真剣な眼差しでPCに向かっています

そして最後にはみんなでリフレクションの時間。
「今後GAFAに対して中国企業はどんな戦略で来るのか」
「Facebook主導の仮想通貨Libraがはじまったらどんな社会になるのか?自分達は使うのか?」

などかなり面白いディスカッション!
この答えのない質問に関して自分なりの意見をまとめ、それを周りに伝える技術
私が高校生の頃には全くトレーニングしてこないで社会人になってから苦労した部分ではあるので目の前の高校生達が本当に羨ましい。。

とにかく個性豊か!7人の選ばれし第1期生

ということで今回は約半日、インフィニティ生達と過ごしましたが、印象としては「ほんとに個性豊かで素直な子達ばかり!!」

途中のディスカッションでは「仮想通貨が・・・」とか「米中の貿易摩擦が・・・」とかめちゃくちゃレベルの高い話しているので
正直かなり驚いたのですが

休憩時間にはみんなで中国に旅行した話とか、上手に自撮りするコツを生徒同士で教えあったりとちゃんと高校生らしい一面もあって安心しました笑

小顔になる写真の写り方を伝授してもらいました

将来のことを聞いてみると、海外の大学に進学したい子もいれば、別の海外の高校に入り直したい子、起業したい子など1年生なのにみんなぼんやりとイメージを持っている子が多かったです。

もちろん将来やりたい事なんて自分の成長に合わせて変わるのが当たり前だと思うので、3年間という限られた時間の中で色んな国でたくさんの経験をして
数年後に再会した時にどんなことを考えているのか楽しみになりました!

インフィニティ国際学院に行って考えた今後の学校の形とは

日本で最近話題のN高をはじめオンラインの授業は当たり前になってきたし、今後どんどんVRみたいなテクノロジーが発達してくれば
本当に学校なんて通わなくなる時代も出てくるかもしれません。

またアメリカではホームスクーリングが流行っていたりと、本人そして親の力量次第ではインフィニティ国際学院のような
英語を勉強したり、海外を旅したり、色んな大人から話を聞いたりっていうことはできなくもないかもしれません。

しかし、今回インフィニティ国際学院の生徒さんを見て
高い志を持った近い年齢の子とディスカッションしたり、たまには喧嘩したり(してないかもしれないけど)、お互い励まし合ったり・・・
1人では学ぶことのできない、でも人間としてすごく重要なこと、この時期にしかできないことを学校という枠の中で学ぶ、それが学校の本質なんだな〜って実感しました。

ということで、レベルの高い環境で次世代の学びを体験したい保護者の方、2020年(2期生)の募集は2月いっぱいまでですので
お早めに!!
入学案内
(最後は宣伝ですね)

 

最後に、2年目はアフリカやアジア、なんとヨーロッパに来るとのことで
ドイツをはじめヨーロッパ周辺でみなさんにお会いするの楽しみにしています〜!!

インフィニティ国際学院の学長、大谷 真樹氏の著書「世界で学べ 2030に生き残るために」もおすすめです。

スポンサードリンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください