イーロン・マスク創設の学校「アド・アストラ」ってどんな学校?入試問題から教育論までご紹介!

みなさんイーロン・マスクをご存知でしょうか?
2020年にもイーロン率いるスペースXの有人宇宙船がISSとドッキングしたことで大きなニュースになりましたね。

実はイーロン、6人のお子さんのパパでもあります。
元々はその6人のお子さんのために作った学校「アド・アストラ」そして
イーロンの教育論を今回はご紹介します!




イーロン・マスクの教育論① 大学や高校の学位は無駄

まずはこちらの動画をご覧ください。

こちらのインタビューに応じているのは、宇宙事業で最近世間を賑わしているSpaceX(スペースエックス)、さらには電気自動車で高級自動車で有名なテスラの創業者であるイーロン・マスク氏(Elon Musk)。
現存する人類の中でお騒がせかつ、壮絶な人生を歩んでいる1人なのではないでしょうか。

ちなみにいつもニュースとTwitterを賑わしている前ZOZOのCEOである前澤友作氏が月に旅行すると言ったのも
このSpaceXであり、イーロン・マスク。

イーロン・マスクに関してもっとよく知りたい人はこちらの動画がおすすめ↓

話を戻すとこのイーロン・マスクが考える”現代の教育の間違った点”という動画。

「大学の学位・高校はまったく意味がない。」
という一文からはじまります。

そして

「教育」とはデータやアルゴリズムを脳にダウンロードすること
学習プロセスはゲームのように楽しくなきゃいけない

おっしゃる通り。
ほとんど私達が受けてきた学習はただ知識のインプットでかつ一体いつ役にたつのかもわからない
&実際社会に出てみると使うことのないような数学の公式だったり、歴史の年号だったり。

今後間違いなく学校は知識のインプットだけではなく、暗記が必要なような知識はGoogleで検索し
その知識をどうやって使うかを学ぶようになると思うし、すでに移行している学校もたくさんあります。

また数年前から「ゲーミフィケーション」という言葉を頻繁に聞くようになりましたが
平たく言うと学び自体をゲーム化しようというアイデア。

うちの子、ゲームならするのに
なかなか学校の宿題はしないんです・・・。

というお父さん、お母さんも多いのではないでしょうか?
近年Edutechとよばれる、Education(教育)✕Technology(テクノロジー)の分野が世界中で注目されており、ゲームを通して学びを楽しくしよう!という企業も増えてきました。

イーロンは学位なんか必要ないから、ゲームをしているのと同じように楽しく学習するべきだと述べています。

イーロン・マスクの教育論② 「なぜ?」を問い続ける

さらにイーロンの話は続きます。

教育する側は「なぜそれをやるのか?」を伝えなければいけない。
物事の本質を理解すれば子どものやる気につながり学ぶ目的を理解する。

お次は教育する側、両親や先生に対してのメッセージ。
子どもに関わる大人は「なぜそれが必要なのか?なぜ勉強しなければいけないのか?」を改めて考えて、それを伝える必要があるということですね。
わたしが働くそろばん教室でも「そろばんが楽しい!」って思って来てくれる子もいれば
「お母さんにやれと言われたから・・・」と明らか受け身でやる気のない態度の子も一部います。
そしてそういう子に限ってがんばっている友達を邪魔しようとしたり、クラスを妨害しようとします。

本当に残念。

そういう場合はイーロン・マスクの言うように「なぜそろばんをするのか?」を伝えてあげる必要があるな、と思いました。
そして重要なことは子どもでも理解できるようなレベル感で話すということ。

どうしても「大人になれば〜」とか「将来役立つから〜」とか言いがちですが
子どもからしたら、「そんな将来のこと言われても知らんがな!」って話。

なので「計算はやい人ってクラスでかっこよくない?」とか「お父さん・お母さんに買い物のときに暗算見せてあげようよ!きっと驚くよ〜?」
とかなるべく身近な話に持って行かなきゃなって思います。
(実際できているか、と言われるとまだできていないんですが。)

それをただ伝えるだけじゃなく、一緒に考えることも重要
先生や親が一方的に伝えるだけでは納得しないから。
結局は自分で考えて腑に落ちる理由であれば勝手に意味付けして学びはじめるのではないかと思います。

そしてインタビュー後半にもあるようにイーロン・マスクは「問題解決ツールを教えるのではなく、まずは問題提起をし、その上でツールが必要になることを子どもが気づくことに重点を置いている」とのこと。
そろばんであれば、そろばんをいきなり渡して使い方を教えるのではなく
算数の計算問題や会計帳簿、子どもならお小遣い帳でも良いですが、問題をまず提示しその解決をする上で「そろばんが使えるね」と言ってはじめてそろばんに触れてみる。
今までとは全く逆のアプローチ。
たしかにこの順番であれば「なぜそろばんを使うのか?」という意味付けは必要がないので効果があるのかも?
ちょっと試してみたいなって思います。

イーロン・マスクが作った学校・アド・アストラって!?

そして最後にインタビューアーから「自分のお子さんはどうしているの?」という質問には
アド・アストラという学校を自分の子ども達のために作った

と答えています。

ユキグチ
ユキグチ
アド・アストラって映画と同じ名前!

そう、2019年の夏にブラッド・ピット主演のSF映画アド・アストラと同じ名前の学校を作ったそう。
ちなみに先程のインタビューは2015年なので映画とは全く関係ない。むしろ映画がその学校から名前を持ってきたのでは?というくらい。

少し調べてみると、学校の設立は2014年でSpace Xのオフィスのあるカリフォルニア・ロサンゼルスにあるそう。
最初はイーロン・マスクの子ども5人とSpace Xで働く従業員のお子さんがほとんどだったそうですが現在は一般公募もしているようで、7~14歳であれば応募が可能。現在は30名前後の生徒がいるそう。

引用:Ad Astra School

インタビューでも語っている通り子どもの得意なこと・好きなことは子どもによって異なるし、時によって変わることもあるため
学年で分けるわけずに子どもに合わせているそう。

子どもによって好きなことが違うのは明白ですが、タイミングによって異なるっていうのは意外と見落としがちかもしれない。

なおカリキュラムに関しては一説によるとやはりエンジニアリングや科学・数学の教科にだいぶ偏っているみたいですね。

申込みフォームを見たところ(まさかのGoogleフォーム!)記入することはかなり少ない模様。
(残念ながら2020/21の受付は修了してしまったので見れませんが)

2019-20に関しては
・名前や住所等の基本情報
親がSpaceX,Tesla,Boring社のどれかに勤めているか?
※Boring社はイーロンが持つ地下の交通システムを作る会社
総合力を見る問題3つ(あとで詳しく説明します)
・子どもの努力したもの(データや写真・動画などをアップロード)
・親の職業欄(任意)

くらい。特に国籍を聞くわけでもないし、日本のように顔写真を貼ったり性別を入れるわけではないです。
(欧米諸国では当たり前ですね。)

せっかくなので、総合力を見るという3つの問題のうち1つをご紹介します!

アド・アストラに入るための入試問題もちょこっとご紹介!

引用:Ad Astra School Admissions 2019-20

こちらはSpaceXらしくテーマは宇宙。
「地球の次に住める可能性のある惑星が11個あります。その惑星が住めるかどうかを判断する基準が3つあります。その基準を元に住むに最適な惑星3つと住むのに適さない惑星を3つ選び、理由も説明しなさい。」

という問題。

その基準というのが安全性・資源(AとB)・成長率(どれくらい早く住める環境にできるか)
という3つの情報を元に判断するようです。

引用:Ad Astra School Admissions 2019-20

数字もあれば図形もあったり。
大人であれば時間をかければ解けそうだけど、理由を論理的に説明しろ、となると結構難しい。
もし説いてみたい方がいたら、こちらからご覧頂けます。
Ad Astra “Goldilocks,”

こんな感じの問題が他に2つあるようです。
アートを絡めた、でも論理的思考力を図る問題や数学的思考力を図る問題がメインのよう。

もしお子さんをぜひ!という方、20/21年度はすでに締め切ってしまったようですが
21/22年度以降に期待しましょう!

最後に先程の動画から引用すると

私は真実に興味があり理解しようとしているんです。
でも周りからは何故か理解されないんです。

ということで、今回はイーロン・マスク氏の教育論に関してご紹介しました!
もしご意見や質問等はコメント欄からどうぞ。

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