子どもの探究心を本気で引き出す教室!探究学舎訪問レポート

こんにちは!
2020年1本目は日本からお送りいたします。

今回は短期での日本出張。
その間にいくつかの教育関係機関にお邪魔させて頂いたので、いくつかご紹介したいと思います!
まず1校目は東京都は三鷹市にある探究学舎。

以前から気になっていて、偶然にも友人がここでお手伝いをしていたので今回は見学させていただきました!




探求学舎とは?

出典:https://tanqgakusha.jp/

「勉強を教えない塾」としても有名な探究学舎はいわゆる受験対策や学校の授業をサポートするための学校ではなく
子どもたちの「好き!」「もっと知りたい!」という興味関心を引き出すことをモットーとしている教室です。

2019年3月に情熱大陸にも紹介されたので、既にご存知の方も多いはず。
↓これは別の番組です

探究学舎の授業は学校や学習塾のように国語,算数,理科・社会のような科目があるわけではなく
戦国合戦編だったり、宇宙編、元素編など、より身近な切り口が教科になっています。

出典:https://tanqgakusha.jp/lineup/

授業の中でテーマに合った人物や歴史、経済の知識など教科横断で学ぶことができます。
基本的に授業は集団授業で、創業者である宝槻 泰伸先生(通称やっちゃん)をはじめ、先生達がテーマに関する話をするのですが
もちろん一方的な授業ではなく、子ども達と対話をしながら
時にはゲームをしたり、グループのみんなで話し合ったりと双方向な授業スタイルになっています。

例えば戦国合戦編では、ただ「桶狭間の戦い」「織田信長」という単語をただ暗記するわけではなく
「どういうバックグラウンドがあったのか?」「どんな戦略や戦術だったのか?」をストーリーで学び
最終的にはジオラマを使い「自分が織田/今川軍だったらどのような戦略をたてるか?」と子ども自身がデザインしていきます。

ユキグチ
ユキグチ
とにかく切り口がユニーク!

さらに探究学舎を知りたい方はこちら
探究学舎公式ホームページ

実際にお邪魔してきました

前述しましたが、今回は探究学舎でアシスタント講師を務めていた友人にお願いし授業を見学させてもらいました。(ありがとう!)

三鷹駅から歩いて5分程度のビルの中にあります。

今回は週末に開催されていた探求スペシャルの音楽編。
2日間でクラシック音楽の歴史を凝縮して学びます。
ラッキーなことに今回は宝槻先生(以下やっちゃん)の授業でした。

私の想像をはるかにスゴイことの連発だったので、いくつかまとめてみました。

授業のテンポがスゴイ!

教室には6人がけのテーブルが6席。大体36人の子どもがいます。
さらにはその教室の後ろと横にはお父さん・お母さんも座っているため1つの教室に約50名程度!
すごい熱気でした。

保護者も参加が可能で、授業では大人でも知らないことがたくさん盛り込まれているので
お子さんと一緒に参加しているお父さん・お母さんもたくさんいらっしゃいました。

こんなに人数が多いと、なかなかまとまりずらく
集中力のきれた子どもが授業を妨害したり、なかなか話を進めなかったりと多いのですが・・・

やっちゃんの授業はとにかくテンポがよく、途中でカットインしてくる子ども達のつっこみもスラリとかわし、どんどん先に進みます。

その姿はまるでラグビー日本代表選手の試合を見ているよう笑

私はどうしてもダラダラ話してしまったり、子どものツッコミにそのままつられていってしまったりと
かなり時間を無駄にしてしまうタイプなので、本当に勉強になりました!

スライドがすごい!

今回のテーマでもある音楽。
クラシック音楽を主軸に、その歴史やベートーベンやモーツアルトのような音楽家の紹介、
オーケストラの構成や楽器の名前などクラシック音楽に関係するものを紹介していました。

探究学舎ではとくに教科書やノートは必要ありません。
基本的に講師が用意したスライドを見て、はなしを聞くだけ。

何を隠そう、そのスライドのクオリティがすごいんです!!

大学の講義のように文字がずらずらと書いてあるわけではなく
基本はビジュアルがメイン。
写真や動画はもちろんのこと必要があれば音楽や手描きの絵を組み込んだりと かなり手のこんだものでした。

ここまで作り込んだスライドはTED TALKかスティーブ・ジョブズくらい!
ユキグチ
ユキグチ

講師の話がすごい!

もちろんこのスライドがあればみんなが同じ授業をできるかと言うとそうでもない。
やはりメインなのは講師のストーリーテリング。
スライドはあくまでこの講師の話をサポートするだけです。

話方はもちろん、生徒への問いかけのタイミングもまさに秀逸。
一体これだけの内容をどうやって覚えているのでしょうか・・・。

その姿は講師という名の噺家やストーリーテラーのプロでした。

探究学舎で働いていた友人に話を聞いたところ、新しいテーマを作る場合は基本講師の人達やアシスタントの先生方が協力して、下調べをし構成を練っていくそうです。

普段自分が提供する授業やプレゼンの場合、いかに手を抜いているのか実感しました。
やはり準備はすごく大事ですね。

結局1番強いのは好きなことがわかっている人

今回探究学舎を見学させて頂いて感じたのは
「自分の好きなこと、熱中できることを持っている人が1番強い」ということ。

残念ながら日本の教育システムでは「自分の学びたいことを見つける場所」ではなく
「よくわからないけど、だれかが決めた”学ぶべきこと”を詰め込む場所」になっている。

もちろん幅広い知識も重要だけど、今後の社会ではジェネラリストではなく一点突破の能力がある人のほうが幸せだと思う。

でも残念ながら大人になっても好きなこと・熱中できることがない人、わからない人なんてたくさんいます。
かく言う私もそのうちの一人。

寝る間もおしんでゲームばかりしていた兄を「バカだな〜」なんて思っていたけど
今考えるとそれだけ熱中できる能力を持っているor既に熱中できるものを知っているのは羨ましいと思っています。

探究学舎はそんな自分が熱中できるものを探すための場所でした。
私は今まで「いろんなことを経験さえすれば好きなことは見つかる」と思っていましたが
ただ経験するだけでは足りなくて、その経験から子どもが新しいことに興味を持ち自ら学ぼうとするまでは
基本的な知識のインプットも重要だということがわかりました。

例えば学校の課外活動で水族館に行ったとしたら、それだけではただの経験で
家庭でお父さんやお母さんと一緒に海洋動物のことや魚の養殖のことなど
一緒に考えたりすると更に探究心は深まり、あとは自ら学ぶようになるんじゃないかな。

私が子どもだったらもちろん通いたいって思うし、子どもがいたらぜひ通わせたい!って心から思います。

ちなみに「地方・海外在住だから参加できない〜」
っていう方のために探究学舎はオンラインでも授業を提供しているそうなので興味のある方はぜひ!
探究学舎オンライン探求

ということで探究学舎inドイツ、実施できることを願っています!!

探究学舎について更に知りたい方はこちらもおすすめ↓

さらにこちらは、創業者の宝槻先生(やっちゃん)の幼少期そしてお父さんのお話。
これもかなり面白い&サクッと読めるのでおすすめ↓

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