【IELTSスピーキング対策】オンライン英会話の超活用法と5.5→6.5にアップする練習方法

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IELTSスピーキングがなかなか上がらない・・・
どうやって学習したら良いの?

という方向けにわたしが実践したオンライン英会話を活用したIELTSスピーキング対策方法をご紹介します。

最初に結論を書くと、IELTSのスピーキングだけは誰かフィードバックできる人がいないとなかなかスコアが上がりません。
そして、「これだけやっておけば7.0!」みたいな超必殺技的なものもありません。
何度も模擬テストのようなリアルなシチュエーションで場数を踏むしかないです!

そこでおすすめなのがオンライン英会話
今回はどうしてオンライン英会話が良いのか?
わたしが編み出したIELTSスピーキングに特化した「どんな教材を」「どうやって」「どんな授業の流れで」オンライン英会話のレッスンを受れば良いのか、超活用法をご紹介します!

こんな人におすすめ
・これからIELTSを受ける人
・IELTSスピーキング6.5まで伸ばしたい方
・IELTSスピーキングの効果的な学習方法を知りたい方

なお今回はIELTSのアカデミック・モジュールを受ける方を想定しています。

そもそもなぜIELTSスピーキングが伸びないのか?

IELTSリーディングやライティングはある程度上がったけど、なかなかスピーキングが伸びない、
普段の生活で英語を話す機会なんてないし、どうやって練習すれば良いのかわからない。
そんな方も多いのではないでしょうか。
まずは、IELTSスピーキングでスコアを伸ばすために抑えておきたいポイントがいくつかあります。

スコアが低い理由1:文法が間違っている,知っている単語が少ない

IELTSスピーキングの採点基準はタスク1~3までで若干異なるものの、語彙力と文法に関しては全てのタスクで採点基準に入ってきます。
当たり前ですが、いくらどんなに良い答えを持っていても文法が間違っていたり、簡単な単語ばかり使っているとハイスコアは取れません。

みなさん文法は割と得意!という方は多いと思いますが単語はいかがでしょうか?

例えば貧困問題を述べる上で
貧乏な人を Poor people 普通は表現しますが
あえてpeople who suffer poverty(貧困に苦しんでいる人)

とか少し言い換えるだけでも印象も変わりますし、少し難しい単語を知っているということで語彙力のスコアは上がります。

スコアが低い理由2:論理的に話していない

これはIELTSのライティングにも共通しますが、まずは質問に対して「結論を述べること・自分の立場を明確にすること」これがIELTSのスピーキングでは最も重要なことです。

例えば

試験官
試験官
試験官:アートの授業はこどもにとって重要だと思いますか?

【悪い例】

学生:そうですね〜私が中学生の頃は美術の授業があって、そこでは絵を書いたり、何かを作ったり。
私は苦手でしたが、いま思うとすごく重要だと思いますね。子どもにとっても・・・(つづく)
学生
学生

※実際は英語です

何だかダラダラと話していて、結局何が言いたいのかわからない・・・
ではどのように話すと良いのでしょうか?

【良い例】

学生:はい、重要だと思います。なぜならアートの授業は子どもの創造力を育むからです。例えば私が学生の時は・・・(つづく)
学生
学生

たとえ三単現のSが抜けてても、途中少しつっかえていてもこの方がすっきりしていて
あなたの意見もわかってもらえます。

IELTSスピーキングで、とくにタスク2(自分の意見を述べるパート)では

あなたの意見(YesかNoか)

理由(なぜなら〜)

例えば(For example)

もう一回あなたの意見(これはなくてもok)

というお決まりパターン一択と言っても良いでしょう。
むしろこのテンプレートで話せていない場合はどんなに難しい単語を使っていても5.0止まりでしょう。

残念ながら日本の学校ではこれを授業で学ぶことってあまりないですよね。
欧米諸国では、学校でもとにかくこの型で話したり、エッセーを書いたりすることを徹底されるそうです。
最初は慣れませんが、この定型文で話すことを意識してみましょう。

スコアが低い理由3:間がやたら長い

日本人よくある話している途中で
「あ〜・・・」とか「ん〜・・」とか考えている時の間、これも少しならokですが、多すぎるとIELTSスピーキングにおいてはアウトです。

実際にわたしも最初の頃は

試験官
試験官
試験官:アートの授業はこどもにとって重要だと思いますか?
ユキヒグ:はい、重要だと思います。理由は・・・(考えたこともなかった)・・・理由は・・・(やばい何か話さないと汗)・・・。(涙目)
ユキグチ
ユキグチ

こんな感じでした。。
試験管を前に緊張しているのもあるけど、完全に「思考停止」していました。

残念ながら緊張は何度も場数を踏んで慣れるしかないのですが
IELTSで問われるのは環境問題や貧困問題、意外とアートや音楽のことが多いため
意外と聞かれるジャンルは決まっています。
よって、たくさん練習してどのジャンルにおいても大体の答えを持っておくことで、試験中のあ〜う〜の間を避けることができます。

わたしの場合は、とくにスピーキングに関しては家で問題集を解いていてもラチがあかない!ということで
思い切ってフィリピンに3週間、IELTS特訓のための留学に行きました。

その時の様子はこちら

フィリピンIELTS留学2週目経過!スパルタ校に向く人向かない人

「仕事もあるし、簡単に留学なんて行けない!」とか「家族がいるのに長期家を空けるのは難しい・・・」
そんな方のためにおすすめなのがオンライン英会話です。

以下に具体的にどうやってオンライン英会話でIELTS対策をしたかをご紹介します。

IELTSスピーキングにオンライン英会話がおすすめな理由

オンライン英会話とは、Skypeを使ってフィリピン人を中心とした海外に住んでいる英語の先生と一緒にマンツーマン授業で学ぶことができます。
低価格でかつお手軽にかつマンツーマン授業を受けることができるので、圧倒的にどこかの駅前留学(NovaとかBerlitzとか)よりおすすめです。
ちなみにサービスによりますが、大体の授業が1回25分〜30分、長くても60分という所が多いみたいですね。

いつも受けているEica先生(本人の許可もらって掲載しています)

ではなぜそれがIELTSのスピーキング対策におすすめかと言うと

1.個別にフィードバックしてくれる

冒頭に紹介した通り、IELTSスピーキングはリアルな人間(できればIELTSの受験経験者)からの個別フィードバックなくしてはスコアアップは考えられません!

ご存知の通りIELTSのスピーキングテストはリーディングやリスニングのように答えが1つではありません。
解答例を見ただけではスコアを上げることはできないため、必ず自分の回答に対してのフィードバックが超重要になってきます。

しかしIELTSの対策クラスに入ったとしても、なかなか個別フィードバックをもらえるわけでもなく、プライベートレッスンはお金がかかりすぎる・・・
そこでオンライン英会話を超絶おすすめしているわけです。

2.授業時間がちょうど良い

IELTSスピーキングテストは試験自体が11〜15分程度となっています。
それに対して大体のオンライン英会話が1レッスン20分〜25分程度。
つまり1回のレッスンでちょうど模擬テスト+フィードバックをすることができます。

また1時間とかの授業よりもすきま時間をうまく利用すれば、毎日ちょこちょこ練習することだってできます。
仕事や学校で忙しいって人も25分くらいは朝起きてから、夜寝る前でも時間を見つけることはできますよね?

ちなみに私は仕事のお昼休憩にいつもレッスンを受けていました。

3.色々な先生の意見を聞くことができる

IELTSでは採点がコンピューターではなく、人間の試験官が対面でその場で採点となるため
必ずしもこれができていれば7.0という基準がありません。
よって練習段階でも色んな先生から色んな意見やフィードバックをもらうのが非常に大事になってきます。
お気に入りの先生といつもレッスンを、ということでも良いですがあえてたまには別の先生の予約を取りレッスンをしてもらうのもおすすめです!

IELTSスピーキング特化のオンライン英会話、超活用法をご紹介!

ということで具体的な使い方を見ていきましょう。
わたしは2年ほどオンライン英会話を利用していきましたが、最初の1年くらいはただ受け身でレッスンを受けるだけでした。
しかし目的をIELTSスピーキングのスコアアップ!と定めてから自分なりにアレンジしていき、最終的にはこの方法に落ち着きました。
今回は私が現在も使っているDMM英会話を例にご紹介します。

教材は「ディスカッション」を選択

DMM英会話の場合は予約時にレッスン内容を指定するのですが
個人的にはIELTSは正直おすすめはしません。
というのも教材に沿った授業の場合、「IELTSとは?」「どんな形式の問題が出るか?」
と言った基本的な内容から入ってしまうため、一番重要な論理的に話をする訓練とは程遠いものです。

こちらがIELTSスピーキングの教材

そこでおすすめなのが【オリジナル教材】の中のディスカッションの教材です!
理由としては、こちらの方がよりIELTSスピーキングのトピックに近く、より実践的だからです。

例えば「人口増加に関して」や「喫煙に関して」のようなアカデミックなものもあれば
「色に関して」「睡眠に関して」などジェネラルなトピックもあります。
教材はこちらで事前に指定することも可能ですし、授業中に先生と相談して決めることもできます。

予約時に教材を指定します

授業時間25分を有効に使うには

DMM英会話の場合は時間制限が25分と短め。
しかしディスカッションと言っても毎回トピックに関するニュース記事を読み、それに関するディスカッションをするのですが
ディスカッション以外にも、記事に出てくる単語の確認や文章のサマライズをしたりもします。

記事はそこそこ長いです

しかし教材に沿ってゆっくりやっていると、単語や音読で20分はかかってしまい
結局ディスカッションをやっている時間がない!なんてことも。

そこでおすすめしたいのが事前に予習をすること。
予習と言っても教材の最初に出てくる単語の確認、そしてニュース記事を1度目を通すくらいで大丈夫です。

ニュース記事に出てくる単語は授業前に確認

これをやるだけで、ディスカッションに時間をたっぷり取ることができます!
そして最も重要なのが、授業が始まったらまずは「私は自分で予習したので、単語は飛ばしてディスカッションに時間を使いたい!」としっかりと先生に伝えましょう。
さもないと先生のペースでゆっくりと進んでしまいます・・・

こんな時間配分でやっていくのが良いでしょうか。

先生は固定でなくても良い。

わたしは普段大体3人の先生でぐるぐる周っています。
というのも、1人の先生だけだと時間帯や日程的に予約取れないことがあるから。
3人程度お気に入りの先生がいれば、あとはその先生達で都合の合う人を予約できます。

ちなみに私はフィリピン人の先生だけではなく、ルーマニア人、セルビア人、ナイジェリア等々本当に色んな国の人と
色んなテーマに沿ってディスカッションをすることでスピーキング力を伸ばしました。
やはり色んなバックグラウンドの人と話すと「なるほど、そういう考え方もあるのか・・・」と本当に参考になることが多かったです。

今回はDMM英会話を例にとりましたが、QQ Englishとかレアジョブなんかも受けたこともあります。
教材は違えどみんな同じようなやり方で使ってきました。
もちろん細かなサービスに違いはあるにせよ、DMM英会話は一ヶ月6,000円以下なので、圧倒的に安いので結局ここに落ち着きました。

まとめ

今回IELTSスピーキングのスコア伸ばし方とオンライン英会話の活用方法をご紹介しました。

スコアアップのポイントは3つ

  • なるべく難しい単語を使う
  • 論理的に話す練習をする
  • 間を空けずに話す練習をする

そしてIELTSスピーキングを自力でスコアアップしたいなら、個別フィードバックなくしては7.0を目指すのは難しいとご紹介しました。
ぜひ今回のオンライン英会話の超活用法を参考にIELTSの勉強を進めてもらえたらな、と思います!

IELTS試験をbritish councilかidpかで迷っている、という人はこちらも参考までに。

【2020年6月更新】ブリティッシュカウンシルとidpのIELTSどう違うの?どっちが簡単?

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