ゲームクリエイターになりたい子どもを持つお父さんお母さんにおすすめの教材やコース

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ユキグチ
ユキグチ
ドイツでそろばんの先生をしているユキグチです!今回は子どもがゲームクリエイターになりたい!って言ってきた時にお父さん・お母さんにおすすめの教材やコースをご紹介します。

いきなり子どもが「ゲームクリエイターになりたい!」って言ってきたんだけど、どうしよう・・・
そもそも応援するべきなのか、それとも止めるべきなのか・・・
そんなお父さん・お母さんのために声のかけ方や
おすすめの教材やコースをご紹介します!

応援するべき?反対するべき?

まずは最初に子どもから「将来ゲームクリエイターになりたい!」って言われたときにどんな風に思いましたか?

「ゲームクリエイターなんて、ちゃんとやっていけるの!?」
「ゲーム好きってだけで、仕事にするなんて甘いんじゃない!?」
「この子は仕事の大変さを何もわかってない!」

等々ネガティブなことが思い浮かんだお父さん・お母さんも多いのではないでしょうか。

わたしの友人でもゲーム会社でエンジニアとして働いている人や
フリーでゲームデザイナーとして働いている人に色々と聞いてみるとみんな口を揃えて

「ゲームって聞こえは良いけど、作るってなったら結構大変だよ。」
と言っています(笑)

しかし、友人みんな聞くと無類のゲーム好き。
好きが講じて自分で作っちゃうなんて、わたしは素敵なことじゃないかな、と思います!

今の子ども達が仕事をはじめる10-20年後には世の中も大きく変わっているはずです。
「ジーニアスファインダー 自分だけの才能の見つけ方」の著書山口揚平さんも本書で

昭和はコンストラクション(製造)の時代、平和はオペレーション(操業)の時代、令和はクリエーション(創造)の時代にパラダイムシフトしている。

と紹介しています。

つまり令和はよりクリエイティブな才能が求められるという事ですね。
ゲームクリエイターなんてまさにクリエイティブな仕事(もちろん言われたことをただこなすのは操業でしかないですが・・・)
と言えます。

ちなみにゲームクリエイターに限らず、令和の世の中を生き抜く子ども達のために大人が才能を見つけ、育むためのアイデアが詰め込まれた本書おすすめです!


親が昭和のコンストラクションマインドセットで頭ごなしに否定するのではなく、まずはそう思った理由を聞いてみましょう。

まずは「なぜゲームクリエイターになりたいのか?」を聞いてみる

お子さんの年齢にもよると思いますが、答えも様々かと思いますが、ほとんどが

ゲームが好きだから

ほぼこれに尽きるんじゃないでしょうか笑
でも、ただゲームクリエイターと言っても色々な仕事があります。
そこはさらに突っ込んで聞いてみて、具体的にどんなことをしたいのか、知りたいのかも探ってみましょう!

「ゲームのどんなところが好き?」
「好きなゲームの共通点は?」

例えば答えが
「RPGゲームみたいに、色んな世界を冒険するのが好き!」
なら、シナリオライターのようなゲームの物語を作る仕事

「動画みたいなきれいなゲームが好き!」
なら、ゲームデザイナーで綺麗な世界観を作る仕事

「ゲームのキャラクターが色んな動きをして面白いんだよね。」
なら、プログラマーとして裏方のプログラムを組む仕事

等々色んなアドバイスができますよね。

子ども
子ども
ぼくはとにかくゲームするのが好きなんだ!

もちろんこれしか出てこないのもOKです笑
まずは自分で作ってみて、その中で具体的にどこが一番楽しいのか見つけていきましょう!

まずはゲームを作って見よう!小学生におすすめな教材

ということで言わずもがなですが、結局は「とにかくチャレンジしてみる!」というのが一番ですよね。
幸いゲームを作れる教材や素材は世の中たっくさんあります。
その中でも、友人のゲームクリエイター、専門学校で現在ゲームデザインを学んでいる人等々からおすすめを聞いてみました!

世界中で大人気!無料素材のScratch


正直無料でこのクオリティなら、これ以上の教材はないんじゃないかと思うくらいのScratch
わたしの住むドイツの学校の授業でも取り入れられてたりします。
言語設定で「日本語」だけでなく、「にほんご」というひらがな設定もできるので、小学生低学年でも使えます。

Scratchってどんなもの?

Scratchはパソコンやタブレット、インターネット環境があれば簡単に自分のオリジナルゲームが作れるサービスです。
キャラクター(初期設定はネコ)がどのように動くのかを指定していくのですが、高度なプログラミングは不要です。
ブロックを繋げるだけで、感覚的に作ることができます。

プログラミング的な思考を育む最初の一歩としておすすめです。
もちろん背景や色などデザインも自由に変えられるので、プログラミングはちょっと・・・
でもデザインは好き!っていうかもしれませんね。

Scratchのおすすめポイント&注意点

Scratchのおすすめポイントですが

  • とにかく無料で色々とできる
  • 小学生でもできて、プログラミングの基礎を学べる
  • 自分の作ったゲームを他の人にシェアできる

パソコンやタブレットさえあれば簡単にはじめられるのがScratchの強みですが
さらには他のユーザーとシェアできるというのが何とも今っぽいですよね。
ただ個人的に作るのではなく、色んな人と繋がることができます。

一方で注意点は、教えてくれる人がいないと最初は操作が難しいという点でしょうか。
簡単な動きはブロックを繋げればできますが、「もっとこんな機能をつけたい!」「こんなはずじゃない・・・」なんて時にアドバイスくれる人がいないと難しいです。

ニンテンドースイッチ専用!「つくってわかる はじめてゲームプログラミング」

2つ目は、ニンテンドースイッチを持っている人におすすめな「つくってわかる はじめてゲームプログラミング」というゲームです。
任天堂の開発室から生まれたというこのゲームを作るためのゲーム、コンセプトが面白いですね。

つくってわかる はじめてゲームプログラミングってどんなもの?

前述したScratchに基本的なコンセプトは同じですが、プログラム1つ1つの機能を「ノードン」というキャラクターに例え
そのキャラクター同士を繋げることでプログラムを組んでいきます。

プログラムを組むだけでもゲーム感覚を楽しめますね。

「つくってわかる はじめてゲームプログラミング」のおすすめポイント&注意点

  • ナビ付きのレッスンを受ける形なので、子ども1人でもプレイできる
  • 他の人とシェアすることができる
  • ソフト版とダウンロード版と選ぶことができる

ダウンロード版なら、思い立ったらすぐに購入してプレイできるので気軽ですね。

一方で注意点というほどではないですが、やはりニンテンドースイッチを持っていることが前提になってしまうので
全員が使えるわけではないです。


スマホゲームを作れる!JointApps(ジョイントアプス)

ITの学校で有名なデジタルハリウッドが運営している子ども向けのサービス。
パソコンまたはAndroidのタブレットでスマホアプリを作ることができます!

JointAppsってどんなもの?

JointAppsはスマホアプリにフォーカスしたサービスで、ブロックを繋げるだけで子どもでも、スマホアプリを作ることができます。
具体的にはこちらをご覧ください。

時計アプリや地図アプリ、じゃんけんアプリなんかも解説付きで作ることができます。
一通り作ると、あとは自由に自分で好きなアプリを作るようになります。

JointAppsのおすすめポイント&注意点

  • 無料でアプリ作成の基礎を学べる
  • 最初は簡単なチュートリアルが用意されている
  • 他の人にも自分のアプリをシェアできる

無料で、会員登録するだけの気楽さは良いですよね。
こちらも注意点というほどではないですが、このサービスの目的がアプリ制作なのでいきなり理想のゲームが作れるわけではないので
最初は簡単な時計アプリのようなところからはじめる必要があります。

上級者向けROBLOX(ロブロックス)

最後にご紹介するのが、海外の子ども達に(実は大人にも)人気のロブロックスです。
スクラッチのようにオンラインで無料で自由に遊べ、さらにROBLOX Studioでは自分でゲームを作り、ROBLOX上でシェアすることができます。
基本は英語ですが、一部ゲームによっては日本語で遊べるものがあるようです。
ゲームを作る側になるには、そこそこのプログラミング知識が必要になるようですが、スクラッチ等で基本を学んだお子さんの
次のステップとしてはおすすめのゲームです。

JointAppsのおすすめポイント&注意点

  • 無料で自由に遊べる
  • Youtube等で解説動画がたくさんある
  • 自分で作ったゲームを他の人が自由に遊べる

注意点としては、やはりゲーム作る側になるとかなりの知識が必要になる点です。
よって上級者向けにおすすめのゲームです!
それでも作ってみたい!という場合は後ほど紹介するN Code Labo(Nコードラボ)等のコースに通うのがおすすめです!

※アカウント登録が必要です。

もっと本格的に学びたいならコースに通ってみよう

もっと本格的に、ちゃんと習いたいという場合はやはりコースに通うのがおすすめ。
とくにスクラッチは色々と自由度もありおすすめですが、小学生1人だと少しむずかしいです。
いくつかおすすめのコースをご紹介します。

Code Camp Kids(コードキャンプ キッズ)

大手プログラミングスクールCode Campが運営する子ども向けの教室。
都内にある教室はもちろん、オンラインでも受講できるため地方や海外お住まいの方でも受講できます。
スクラッチのコースはもちろん、Unityプログラミングコースという、より本格的なゲーム制作を目的としたコースがあるのが特徴です。

場所 オンライン、都内(大崎)
コース ロボット、スクラッチ、Unity
料金 16,500円〜(6ヶ月で全20回)

D-School(ディスクール)

D-Schoolもオンラインで受講できるプログラミングスクールです。
マイクラを教材として利用したコースや、先程紹介したROBLOXを教材として利用したコース、
英語&プログラミングコース等ユニークなコースがたくさんあります。

場所 オンライン
コース マイクラッチコース、ROBLOXコース、英語&プログラミングコース etc…
料金 3,980円/月

N Code Labo(N コードラボ)


最後にご紹介するのがN校を運営する角川ドワンゴ学園が運営する子ども向けのプログラミングスクールです。
スクラッチはもちろん、レゴマインドストーム等を学ぶことができ、さらにUnity等の本格的なゲーム制作を学べます。
オンラインコースはもちろん、都内2箇所(新宿、秋葉原)そして横浜、梅田の4箇所にある教室では、機材はもちろん、3Dプリンターのような最新機器も揃っているようです。

場所 オンライン、新宿、秋葉原、横浜、梅田
コース 通学コース、オンラインコース(ゲーム,AI)
料金 33,000円/月

ということで、今回紹介したものから手始めに触れて頂けたらと思います!

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