わたしが2カ国目の留学先にドイツを選んだ5つの理由

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ユキグチ
ユキグチ
現在ドイツでそろばんの先生をしているユキグチです!今回はわたしがなぜ留学先にドイツを選んだのかご紹介します。

大学時代に英語を学ぶためにオーストラリアに留学をし、その3年後には仕事でフィリピンに移住
そしてオーストラリアの留学から5年が経ち、わたしは拠点をドイツに変えることを決意しました。

そしてなんとこの記事を公開した2年前、わたしはちょうどドイツはミュンヘンの空港に降り立ちました。
そこから、あっという間の2年。
せっかくなのでこのタイミングでなぜわたしがドイツに来たのかまとめてみました。

こんな人におすすめ
・留学先をどこにしようか迷っている方

・英語はマスターしたから3カ国目を学びたい!って考えている方

・将来的には家族で海外に住みたいと考えている方

・ドイツ留学に興味のある方

・ヨーロッパに住んでみたい!と考えている方

絶対にドイツじゃなきゃいけないわけではなかった

わたしの周りのドイツ移住組になぜドイツに来たのか聞いてみると

  • ドイツの文化が好きでドイツに来ました!
  • ドイツ人の友達(恋人)がいて・・・
  • ドイツ語を元々大学で学んでいて、興味を持ったから

等々何かしらドイツに縁がある方が多いです。
ドイツLoverの方やドイツ人の方には申し訳ないんですが、実はわたしはただ条件があったからドイツに来た。

っていうのが大きな理由です。

何なら日本でイギリスのワーホリビザが抽選で当たっていたので、2年間イギリスに住むことも考えたりもしていました。
しかし改めて考えなおすと、わたしが日本を出てやりたいことのを実現するにはイギリスではない!と気が付きこのタイミングで真剣に考え始めました。

前職で留学関係の仕事をしていたおかげで、色々な国の情報は自然と入ってくる環境。
その中で、自分の条件に合う国はどこかな〜って考えた結果がドイツでした。

その条件っていうのをこれから挙げてみるので、これからドイツへ留学や移住を考えている人は
参考にしてみてくださいね。

この5つの条件を満たしたのがドイツだった

ということでまずは条件を明確にしました。
その条件を満たすとこはどこかな?ということでリサーチしていきました。

条件1:ヨーロッパの先進的な教育事情を知りたいので、ヨーロッパであること

まずは、一番重要視していたのはヨーロッパの教育事情を知ること。

なぜ教育なのか、というのはこちらの記事でも紹介しているので興味のある方はこちらをご覧ください。

さてヨーロッパの教育と一口に言っても、フィンランドやデンマークのような北欧もあれば
モンテッソーリ教育レッジオ・エミーリア教育の本場イタリアや、オランダのイエナプラン教育など国によっても様々。

逆に1つに決めるほど詳しくもなかったので、どこか拠点を決めて周辺国を見て周るのも良いかな、なんて考えていました。
実はドイツってヨーロッパの中でも中央あたりに位置していて、北にも西にもなんなら東にも簡単に行けます。

残念ながら2020年はコロナウイルスの影響もあり、自由に見学や移動は難しいのですが
本来ならLCCを使えば2~3時間もあればほとんどのヨーロッパ諸国にアクセスができるのがドイツなんです!

立地条件は大事ですね。

条件2:ビザを取りやすいこと

これが特に大きいと思います。
他の国と同じように就労ビザ学生ビザはもちろんですが

20代であればワーホリビザがあります。(なんと申請料も無料)

さらに20代を越えてしまっても、フリーランスビザや、大学準備ビザ語学学生ビザ
等々ほんとうに色々と選択肢がたくさんあります。

フリーランスビザは、もちろんフリーのエンジニアやデザイナー、アーティストはもちろんのこと、とくに専門性がなくっても
収入源があって税金さえ収めていればビザはおりるようです笑

わたしは最初ワーキングホリデービザで、大学に入る準備なり就職するなり1年間は自由に動けました。

1年目の終わりことには運良く就労ビザに切り替えることができ、なんと追加で3年弱のビザを出してもらいました。

【2019年12月最新】デュッセルドルフで就労ビザ申請までの流れ

もし1~2年の留学ではなく、長期的にその国に住みたいと考えている方にはドイツは適していると思います。

条件3:仕事を見つけやすい(経済が安定している)

当時、候補の1つにスペインもありました。
天気は良く、ご飯もおいしい。さらに大学でスペイン語をかじったこともあり最初はスペインに行きたい!
って考えていました。

しかし現地のスペイン人すら仕事を見つけるのが難しいと聞き、すぐに選択肢からは外れてしまいました。
これは今考えても正しい選択だったなと思います。

ドイツは皆さんご存知の通り、EUではトップの経済大国。
そこまで選ばなければ職もたくさんあるし、とくにデュッセルドルフなんかは日本人が多く住むため
最悪ドイツ語や英語ができなくても就ける仕事もあります。

ヨーロッパで仕事をするならやはりドイツはかなり良いのではないかなと思います。

条件4:外国人でも大学の学費が無料(※)であること

ドイツに来る前はドイツで少し大学で学び直すのも良いかな〜って考えていました。
(実はいまでもその計画は残っていたり・・・)

ただ、大学の学費のために貧乏生活はしたくないっていう気持ちもあったので
どうせなら大学の学費が無料の国が良いな、と考え調べると数カ国出てきました。

オーストリアフィンランドなど、その国民は無料だけどEU圏以外は有料みたいな国はあるものの
日本人をはじめとする外国人も無料もしくは安価で大学に行ける国は

ノルウェードイツくらい。
アイスランドも安いみたいですが、生活費が高いのでやめました)

ちなみにドイツは国立の大学で、ドイツ語で授業を受ける場合は無料の学校が多いです。
英語で受けれる大学や学部もありますが、私立で学費がそこそこかかる学校が多い印象。
そして国立の大学も無料と言いつつも、共済費として毎月2~4万円くらいはかかります。

ドイツは何歳になっても学び直しのし易い環境っていうのが良いですよね。

条件5:せっかく学ぶならそこそこ話者がいる言語の国であること

英語の次は何語が良いかな・・・って考えたときに
せっかく学ぶなら使う頻度の高い言語が良いなあって考えていました。

そうなると中国語かスペイン語でしょうか・・・
ただしスペイン語は上記で述べたようになかなか職が見つからないのであれば厳しい。

それで残るはフランス語かドイツ語。

フランス語はアフリカの諸外国、カナダの一部等々、なんと29カ国もあるそうです!

ドイツ語は、ドイツのほか一部スイスかオーストリアのみ3カ国・・・

数だけみると圧倒的にフランス語ですが、アフリカに行くことはあまり無さそうだし、
正直どちらでも良いなって思ってました笑

ドイツに住み始めてわかったことは?

今回挙げた5つの条件。
これらを総合すると、最終的にドイツが残りました。

実際に住み始め2年が経ったわけですが、住み始めてわかったこともたくさんあります。

意外と物価が安かったり、コンサバな国民性だったり、移民に寛容だったり
挙げ始めたらキリがないんですが・・・

今言えるのは、本当にドイツで良かったなということ。

とくに2020年のコロナウイルス拡大で世界中がパニックになった時期もドイツ政府の対応には
周辺国と比べると迅速でかつ的確。
金銭的なサポートも十分とは言えないけど、すごいなって感心することばかりでした。

この国にずっと住むかどうかはまだわからないけど、国として安心して住めるっていうのは長い目で見たらすごく重要なことだなと思っています。

ちょうど3年目に突入しますが、この1年はもう少し冒険する1年にしよう!と宣言して締めくくろうと思います。

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