2018年10月、念願のフィリピン留学1ヶ月してきました。
今回の目的はIELTSのスコアを6.5取ること!
実は私ユキグチは約5年間、留学カウンセラーとしてフィリピン留学に関わってきました。
普段はお客さんのために都市や学校を提示し、選んでもらいますが退職を最後にフィリピン留学を自分でもしよう!
ということになり、行ってきました。
今回は留学カウンセラーをやっていた私が200校ほどある語学学校の中からどうやって1校の学校を選んだかをご紹介します。
もし「これから留学に行こうかな・・・」と考えている人はぜひ参考にしてみてください!
フィリピンには語学学校200校!?そもそもどうやって学校選ぶの・・・
「フィリピン留学」ってワードを聞くと、セブのきれいな海でゆったり、とか安い留学・・・
とか色々と思い浮かべるのではないでしょうか?
でも実はフィリピンには語学学校が100〜200校程度あると言われています。
(認可受けていない学校もあるので、その数は計り知れない・・・)
ちなみにほとんどが韓国人が経営している学校が大体7割程度、残りの3割が日本人が経営、もしくはフィリピン人だったりロシア人・フランス人だったりと色々とあります。
そう思う方も多いかと思いますし、わたしもそういった方の相談を死ぬほど受けてきました。
結局最終的な1校を選ぶには留学カウンセラーのような専門家に相談するのがおすすめですが、相談する前にまずは自分で下調べも大事です。
そこで、これからフィリピン留学に行きたいというあなたに伝えたいこと。
学校選びには優先順位をつけよ
ということです。
なぜかと言うと200校もある学校の中で、ここが1番という学校は存在しないと断言できます。
これは恋愛に似ています。
例えば、自分の結婚相手を見つけよう。と思ったときに
悪い例
こんなこと言っているとなかなか王子様は現れません。
(完全に婚期逃すパターン・・・)
そうではなくて
良い例
このように自分の希望の中から一番重要視する要素(今回は身長180cm以上)を1つ、それと要素をもう1つくらい(今回はスポーツやっている)は用意すると
あら不思議。自然と候補は絞られてきます。
もちろん現実の恋愛はそう上手く行くとは限りませんが、少なくともフィリピン留学ではこの法則が通用します。
ではフィリピン留学の場合の理想な男性/女性像の要素とは何なのか?
以下に見ていきます。
理想の学校を絞るための要素はこの6つ!
まずフィリピン留学における「理想の男性/女性像」、的な要素はこの6つ。
①学ぶ内容
②地域・立地
③金額
④生活環境
⑤国籍比率
⑤スパルタ加減
1つ1つ細かく見ていきましょう。
①学ぶ内容
こちらは言わずもがな、何を学びたいのか次第で選ぶ学校は決まってきます。
どの学校もレベルや学びたい内容によって様々なコースを用意していますが、学校によって「TOEICに強い学校」や「ビジネスマン向け」などカラーがあります。
学ぶ内容として大きく3つ
・ESLコース:基本的な基礎英語をまんべんなく学ぶコース。とにかく英語を話せるようになりたい人はこちらがおすすめ
・試験対策コース:TOEICやIELTS、TOEFLなど試験対策のために留学する人はこちらがおすすめ
・ビジネスコース:社会人の方向けで、ビジネスシーンでの会議やメール、交渉などで使える英語を学びたい方におすすめ
まずは、自分がどのタイプなのか考えてみます。
日本人留学生の過半数以上がESLコースを取りますが、IELTS対策やビジネスコースなど明確な目的がある方はこの要素が最優先事項になります。
②地域・立地
地域に関してはフィリピン留学といえばまずはセブ島を思い浮かべると思いますが
実はそれ以外にも首都マニラはもちろん、バギオやクラーク、ダバオなんて都市もあります。
今回は細かい地域の説明はしませんが、「都会が好き」「田舎が良い」「海の近くが良い」などもあると思うので
絶対にこんな環境が良い!というものがあれば優先度高くしておきましょう。
ちなみに今回わたしが留学したのは、標高1,500メートルに位置する高原都市バギオです。
③金額
これが重要でないって人はほとんどいないと思いますが・・・
なおフィリピン留学を1ヶ月する場合の大体の予算としては航空券を含めなければ15〜20万円程度。
そこに航空券や保険などを入れると30~40万円程度になりますが、アメリカやオーストラリアの留学と比べると3分の1程度。
この15~20万円程度というのは語学学校に支払う金額で、授業料はもちろん滞在費や食費も含まれています。
とは言え安い学校はやはり1ヶ月13万円程度ですし、高い学校は30万円弱する学校もあります。
この金額の違いは、次で説明する生活環境が大きく関わります。
なるべく1人部屋で新しい宿舎が良い!って言うとやはりそれなりにお金はかかりますがきれいな校舎の学校もあります。
4人部屋とかでも良いから、とにかく費用を抑えたい!という方向けの学校もあります。
事前に考えておきましょう。
④生活環境
③の金額にこれはかなり比例しますが、やはり生活環境もそれなりにバラバラ。
最初に断っておくと、あくまでフィリピンはまだ新興国ということ。
日本と比べればきれいの基準だって低いですし、新しいって行っても建物自体の不備はあります。
っていう方は優先度高くても良いですが、あまり期待はしないことをおすすめします。
ちなみに、最近は老舗の学校もリノベーションしたりとかなり全体的なレベルはアップしてきています。
⑤国籍比率
前述した通り、フィリピンの語学学校にはのほとんどが韓国人経営の学校です。
韓国人経営の学校はやはり韓国人が多め、日本人経営の学校は日本人が多く集まりやすかったりします。
極端なことを言うと日本人がほぼ100%って学校もあります。
っていうことも可能です。
日本人が多い方が良いのか、少ない方が良いのか、という質問は正直なんとも言えないですが、個人的にはなるべく色んな国籍が集まる学校のほうが楽しいのではと思っています。
⑥スパルタ加減
そもそもスパルタって何?という方も多いかと思います。
フィリピン留学のスパルタとはいわゆるどれだけルールの多い環境で留学するかを意味しています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ということで6つの要素をご紹介しました。
これから留学するってときに「自分はどこの要素が優先度高いかな?」ってまずは考えてみてください。
結局わたしはどの学校を選んだの!?
今回わたしが留学先を決める際に重要視したのはこの2つ。
IELTS対策ができる学校
その上でスパルタな環境で短期集中で留学したい、というこの2つを重要視しました。
その中で選んだのがバギオにある老舗の語学学校、PINES International Academyのチャピスキャンパスという学校です。
本当にフィリピン留学がはじまった当初からある学校で、韓国人がオーナーの学校です。
ちなみに今回わたしが申込んだのはこちらの内容。
コース:IELTSコース
期間:4週間
1日の授業数:マンツーマン授業4コマ+グループ授業4コマ+α
部屋タイプ:3人部屋
料金:183,000円(2018年時点)
PINES チャピス校を最終的に選んだ決め手はバギオの中でも数少ないIELTSの公式試験校になっていることです。
よって留学中に本番を想定した模擬試験を受けることができるのは最大のメリットかと思います。
実際に私は留学中に3度のSpeakingテスト含む模擬試験を受けました。
うち1回はPINESで実際に公式試験会場としても使っている教室で、緊張感のある中での受験。
本番試験の前に何度か受けることができたのは大きかったです。
最終的に1校選ぶには!?
ここまで読んで頂いた方は学校選びの要素を理解し、優先順位を決めることができたのではないでしょうか?
その中で最終的な運命の1校を選ぶ方法、それは専門家に相談すること。
ここまで来て結局だれかに頼るの!?
と思うかもしれませんが、わたしが留学カウンセラーとやってきたからこそ言えることは
専門家はあなたの個性やキャラを見て最後はマッチングしてくれる。
わたしが現役で留学カウンセラーをしていた時はフィリピンに住んでいたこともあり、現地の学校を200校以上実際に訪問しました。
その上で留学したい人から相談をされた時は、もちろん先程の「その人の優先したい要素」を元に3校程度に絞って提案していましたが、最終的には
っていうなんとも言えない感覚を元にカウンセリングすることも多かったです。
しかも意外と当たるんです・・・
どのみち相談は無料ですし、使わない手はないですよね。
ということで自分で色々と調べたけど、最終的に決められない!という場合はぜひ留学のプロに相談してみるのをおすすめします。
こちらの会社は過去に留学した人の口コミも見れるので、まずは気になる学校を検索してチェックしてみましょう。
最後に今回バギオという地域に留学したのですが、地域も結構重要視していて、最終的な決め手は自分のインスタグラムの写真でした。
仕事で3年前にバギオを訪れた際の投稿を見つけ当時の自分を信じバギオにすることにしました。
留学を終えたいま、全く後悔はしていません。
もし私のようにIELTS留学を考えている人はこちらもおすすめ
コメントを残す