「単語も文法もやってるのに、なぜか聞き取れない」
英語学習でこの壁にぶつかる人はとても多いです。
また、これから留学を控えていて、
「留学前にリスニング対策って、何をどこまでやればいいんだろう?」
と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
留学で現地に行っても、全然聞き取れなかったらどうしよう。
そんな不安を感じているなら、まずこれだけ伝えたいです。
あまり焦らなくて大丈夫です。
私自身、学習者を見てきた中でずっと感じているのは、リスニングは他の技能よりレベルアップが難しいということ。
これは才能やセンスの問題というより、リスニングという技能の性質によるものだと思っています。
この記事では、これまで多くの学習者を見てきた中で私が感じている、
英語のリスニングが伸びにくい理由と、
今からでもできる、リスニング力アップの方法をまとめました。
私の結論:リスニングは「結果として伸びる」ことが多い
リスニングが難しい原因をご紹介する前に先に結論から。
ここは私のかなり持論ですが、大事なので書きます。
リスニング特化の練習だけをしても、伸びにくい人が多いと感じています。
逆に、
- スピーキング力が伸びる
- ライティング力が伸びる
このタイミングで、リスニングも自然に上がってくるケースをよく見ます。
わたし自身とくにリスニングだけの練習はしていなかったですが、気がついたらリスニング力が上がっていると感じることがあります。
「自分で言える表現は、聞こえる」
「自分で組み立てられる文は、処理が速い」
この感覚が掴めると、聞こえ方が変わってきます。
それを前提に、ではなぜリスニング力だけを伸ばすことが難しいのか?
リスニング力が伸びない2つの理由
今まで多くの英語学習者を見てきて、さらに自分自身の英語力を振り返ったときに
リスニング力を伸ばすのが難しい理由が大きく2つあることに気がつきました。
- 聞き取れない理由は「音」だけではないから
- リスニングは「時間」がものを言うスキルだから
リスニングが伸びない本当の理由①:聞けない原因は「音」だけじゃない
「聞き取れない=耳の問題」と思われがちですが、実はそれだけではありません。
- 語彙が足りない(知っている単語が少ない)
- 文法処理が遅い(文の構造を追えない)
- 表現のストックが少ない(予測ができない)
つまり、聞こえない原因は言語力全体にあることが多いです。
リスニングが伸びない本当の理由②:「時間」がものを言うスキルだから
リスニングが難しい理由の一つは、圧倒的に時間がかかること。
特に英語の場合、
・子どもの頃からどれだけその音に触れてきたか
・どれだけ「英語の音」を脳にインプットしてきたか
が大きく影響します。
これはよく投資にたとえられます。
早く始めて、少しずつ積み上げてきた人ほど、後から大きなリターンがある。
大人になってから英語を始めた方にとっては「もう手遅れなんじゃ…」と感じることもあるかもしれませんが、
不利なだけで、不可能ではありません。
「一気に短期間で伸ばす」のは、正直かなり難しいです。
それだけは覚えておいてください。
でも大人の方でも今からできるリスニングの練習方法もあるのでご安心を。
それらを今からご紹介します。
今からでもできる:効果の高いトレーニング2つ
この記事を読んでいる方の中で「できるだけ早くリスニングを上げたい」という人も多いはず。
その場合は、次のような特化トレーニングが効きます。
シャドーイング(音のつながり・リズムを鍛える)
音声を聞きながら、少し遅れて真似して発話する練習です。
英語のリズム/強弱/音のつながりが体に入りやすいのが強み。
ちなみに私は、シャドーイングが正直あまり得意じゃないタイプです(笑)
でも、合う人にはすごく効くし、合わない人には別のやり方があります。
大事なのは、自分に合う方法で継続できる形にすることだと思っています。
シャドーイングにおすすめの音声(私のおすすめ)
私のおすすめはPodcast。特にiPhoneユーザーは相性がいいです。
- スクリプト(文字起こし)が出る
- 広告が入らない
- 再生速度を変えられる
- 「聴く」前提なので続けやすい
YouTubeも悪くないのですが、広告で集中が切れたり、「見る」前提になりやすいのが難点だと感じています。
シャドーイングにおすすめのPodcast
Easy Natural English with Liam
日本在住だったイギリス人のLiamさん(現在は帰国されたよう)
その方がとってもクリアな英語で身の回りのニュースだったり、生活の違い、英語学習に関してなど様々なトピックで話しているPod castです。
ディクテーション(聞こえていない部分を可視化する)
聞こえた英語を一語一句書き取る練習です。
「聞き取れていない音」や「勘で処理している部分」がはっきりします。
初級者のディクテーションにおすすめ:英検リスニング
初級者には、まず英検のリスニング問題がおすすめです。
- レベル別に分かれている
- 音声がクリアで取り組みやすい
- 試験用なので言い回しが安定している
まずは5級から始めて、どんどん聞き取れるようになったら級を上げていくのがシンプルで続けやすい方法です。
普段からできること:英語に触れる回数を増やす
- 映画・海外ドラマは英語音声+日本語字幕(慣れたら英語字幕でもOK)
- PodcastやYouTubeで英語に触れる時間を増やす
- 完璧に聞き取ろうとせず、まずは雰囲気理解でOK
最後に:リスニングが伸びない=才能がない、ではない
リスニングは、成果が見えにくく、伸びるまで時間がかかる技能です。
だから、伸び悩むのは自然なこと。
スピーキング・ライティングで言語力全体を上げつつ、必要なら特化トレーニングを補助輪として使う。
この組み合わせが、結果的にいちばん強いと感じています。
英語学習をしているあなたにこんな記事もおすすめ
https://ykigchi.com/howmanyvacas/





コメントを残す