この記事を書いている時点で3年ちょっとドイツに住んでいるんですが、カフェに入るたびに色んなコーヒーの種類があるにも関わらず、
「カプチーノ1つ・・・」
注文した後に「もっと色々と冒険すればよかったか・・・」と後悔しています笑
ということで今回はドイツ式のコーヒー調べてみました!
アメリカーノとカフェクレマ、フィルターコーヒーの違いは?
カプチーノ、ラテマキアート、Milchkaffeeの違いは?
等々…気になる方はぜひご覧ください。
ドイツのカフェ事情、どんなコーヒーが飲める?
ドイツと言えばビール!なイメージですが、実は1日のビールの消費量よりコーヒーの消費量の方が多いんだとか。
実はコーヒー大好きなドイツ。
街を歩いていると本当におしゃれなカフェがよくあります。
日本のカフェだと、大体ブラックコーヒー(アメリカンとかブレンドとかって呼ぶ)やカフェラテ、カプチーノ辺りが主流ですが
ドイツではもっとたくさんの種類があります。
- Espresso(エスプレッソ)
- Americano(アメリカーノ)
- Filterkaffee/Handdrip(フィルターカフェ/ハンドドリップ)
- Cafe Crema(カフェクレマ)
- Cappuccino(カプチーノ)
- Latte Macchiato(ラテ・マキアート)
- Milchkaffee/caffè latte(ミルヒカフェ/カフェラテ)
- Flat White(フラットホワイト)
- Cortado(コルタード)
こうやって挙げてみると、こんなにいっぱいあるのか!と思う方も多いはず。
もちろんお店によって名前が違ったり、ここにはないものもあります。
今日の気分は少し強めが好きだからこれ、今日はミルク多めで〜っていう感じで選べると良いですよね。
ということで詳しく見ていきましょう!
【ブラックコーヒー派】アメリカーノ、カフェクレマ、フィルターコーヒーの違いは?
ブラックコーヒーが好きな方も多いでしょう。
ドイツのカフェでブラックコーヒーと言えば、アメリカーノやカフェクレマが多いですね。
アメリカーノとカフェクレマの違いは?
前にパン屋の店員さんにこの違いってなに?って聞いたところ「同じよ!」って言われたけど実は違うようです笑
その違いは作り方にあります。
アメリカーノ:エスプレッソ(ダブル)を作ってからお湯で薄める(エスプレッソ:お湯=1:3)
カフェクレマ:エスプレッソマシンで既にお湯で薄められた状態で出てくる(エスプレッソ:お湯=1:4)
結局何が違うのかと言うと、アメリカーノ方がお湯が少ない分、コーヒーの味が濃いってことですね。
そしてお店によってはダブルエスプレッソで作ることもあるそうです。
作り方に違いもありますが、味にどこまで影響があるのかは・・・
しかし、わたし個人的にはアメリカーノだと少し濃すぎることもあるので、カフェクレマやフィルターコーヒーの方が好きです。
カフェクレマはエスプレッソマシンにその機能があるか次第なので、取り扱ってないカフェもあります。
チェーンのパン屋さんだと、レジ横にミルクが置いてあって自由に入れられることもあります!
なんだか得した気分・・・笑
フィルターコーヒー、ハンドドリップとは?
上記2つと全く異なるのがフィルターコーヒー(ハンドブリュー)
こちらが日本では一般的に飲まれてるドリップコーヒーかなと思います。
エスプレッソよりも粗挽きでじっくり抽出するフィルターコーヒー。
チェーンのパン屋さんだと、既に大量に作ってあって注文するとカップに注いでサーブしてくれるところもあれば
最近は超こだわりのハンドドリップ(ハンドブリューって言ったりも)のお店も増えてきました。
1杯1杯丁寧に淹れてくれるので、味も格別!
日本もブルーボトルコーヒーや猿田彦珈琲などこだわりのハンドドリップのお店が多いですよね。
【ミルクも入れたい派】カプチーノ、ラテマキアートやその他コーヒーの違いは?
お次はミルクも入ったコーヒー。ここが一番紛らわしいです。。
色々なドイツのコーヒーのサイトを調べてみました。
まずは一覧表で見てみる
基本的な違いは、コーヒーとミルク、ミルクフォームの比率の違いです。
なおカフェによって異なることもあるので、必ず以下のようになるとは限らないようです。
エスプレッソ | ミルク | ミルクフォーム | 備考 | |
Cappuccino (カプチーノ) |
1 | 2 | 2 | エスプレッソ→ミルクの順番 |
Latte Macchiato (ラテ・マキアート) |
1 | 1 | 1 | ミルク→エスプレッソの順番 |
Milchkaffee (ミルヒカフェ) |
1 | 1 | (1) | ミルクフォームがない場合もある |
Flat White (フラットホワイト) |
2 | 2 | (1) | ダブルエスプレッソを使う |
Cortado (コルタード) |
1 | 1 |
カプチーノとラテマキアート、ミルヒカフェの違いは?
カプチーノはよくカップに出てきて、ラテマキアートはグラスに入って出てくることが多いです。
それは作るときに、コーヒーとミルクを入れる順番が違うから。
とくにラテマキアートはスチームミルク→エスプレッソ→ミルクフォームの3層になっていて横から見ると綺麗だから
グラスに入ってでてくることが多いんだとか。
上の表を見てもわかりますが、カプチーノの方がミルクの割合が多いため、ラテマキアートの方が濃い目に感じるそう。
一方でミルヒカフェはコーヒー+ミルクということで、エスプレッソとは限らないそう。
お家で作るコーヒーにミルクを入れても、それはミルヒカフェっていうことでしょうか。
(とは言え、カフェではエスプレッソで作ってフォームもある場合が多いので、味はカプチーノに近いそう)
ドイツのフラットホワイトって?
フラットホワイトも人気のコーヒー。発祥はオーストラリア・ニュージーランドなんだけど、最近はヨーロッパや北米でも人気です。
ドイツではダブルエスプレッソのことが多く、味に関しては先程紹介したカプチーノやラテマキアートよりもフラットホワイトの方がコーヒーが濃いです。
本場では、ミルクフォームはふわふわのカプチーノと比べるときめ細かくすることで、表面をフラット(平ら)にするんだとか。
ドイツは・・・そこまではしてない気がします・・・笑
(お店によるのかな・・・)
コルタードに関して
スペイン発祥のコルタードは本場と同じくドイツもエスプレッソとミルクの比率が1;1。
ジブラルタルグラスっていうグラスに入っているのが多く、少しサイズも小さめ。
ちなみにわたしが今回参考にさせてもらったのはここら辺のサイト
Der Unterschied zwischen Latte macciato, Cappuccino und Milchkaffee
Cappuccino, Milchkaffee oder Latte Macchiato – was sind die Unterschiede?
見つけたらラッキー!ドイツはこんなコーヒーもあるよ
ということでここまではドイツの一般的なカフェによくあるメニュー。
ここからは見つけたらラッキー!なコーヒーを紹介します。
Eiskaffee/Cold brew(アイスコーヒー)
既にご存知の方も多いと思いますが、ドイツのアイスコーヒー(Eiskaffee)は名前の通りアイス(クリーム)+エスプレッソの飲み物。
もっとさっぱりしたいわゆる日本で言うアイスコーヒーが飲みたい!っていう方はColdbrew(コールドブリュー)と書いてあるメニューのあるカフェを探しましょう。
ちなみにスタバは確実に置いてあるので、私は夏にどうしても!っていうときはスタバに駆け込みます。
Irish Coffee(アイリッシュ・コーヒー)
アイリッシュ・コーヒーは夜に飲みたいコーヒー。
コーヒー(実はエスプレッソではなく、濃いめに入れたドリップコーヒー)にお砂糖とアイリッシュ・ウイスキーを混ぜ、トップにホイップクリーム(緩めが望ましい)を載せたもの。
ドイツでもたまにありますが、レストランや夜まで営業しているバー兼カフェみたいなところに置いてあります。
甘いもの、コーヒー、お酒全部好き!っていう欲張りさんにおすすめ
Soymilch(豆乳)やHafermilch(オーツミルク)、Mandelmilch(アーモンドミルク)
もはやコーヒーではないですが、乳製品アレルギーやビーガンの人向けに豆乳やオーツミルクのようなミルクに変えることができるお店も多いです。
というかもはやほとんどのカフェが何かしら置いている気がします笑
+50セントのように有料ですが、健康志向な方にはおすすめ!
個人的には豆乳だとミルクフォームが綺麗にならないことが多く、普通の牛乳の方が好きです。
最後に:コーヒー好きな人はこちらもチェック!
今回この記事を調べるために色々と調べていたところ、お家でこだわりコーヒー(ただしエスプレッソ)を飲みたい方のためにドイツ国内で焙煎された62ブランドの中から特に美味しい豆を紹介してくれるサイトがありました。
もちろん人によって好みが分かれるので、「フルーティー(甘め)」「チョコレートっぽさ」「酸味抑えめ」等13のカテゴリーでそれぞれのベストを紹介しています!
興味ある方はぜひこちらから
ぜひみなさんもドイツのコーヒーライフ楽しんでください!
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