バリ Green School訪問記 (1)訪問前

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2018年5月にずっと気になっていたバリ島のGreen School を訪問することになったので
きっかけや準備、実際の訪問まで数回に渡りレポを書きます。

 

今回はGreenSchoolの基礎情報や、私がこの学校を知ったきっかけをご紹介します。

 そもそもGreen Schoolって?

既にGoogle等で検索すると、たくさんの方の訪問レポや紹介記事が出て来るので
あえて細かいことは書きませんが、まったく知らないという方のために簡単にご紹介します。

すっごく簡単に説明すると「地球やバリの環境に配慮しつつ、次世代のリーダーを育成する学校」です。
ちなみに対象は小学校1年生〜高校での年齢を対象にしています。
2008年にカナダのジョン・ハーディーさんというアーティストがバリ等はウブドに作った学校で、世界中から生徒が集まります。
もちろん日本からも数名のお子さんやご家族がGreen Schoolで勉強されているようです。
(今回の訪問でそこら辺も見てきたいと思います)

詳しく知りたい方は、こちらのサイトがわかりやすいので参考までに。
https://greenz.jp/2009/02/02/greenschool/

 私が考えるGreen Schoolのすごい所

私がとくに強調したいのは、
(1)綺麗な校舎(バンブースクールと呼ばれているそうです)

(2)プロジェクトベースの授業

(3)地元バリへの配慮

この3点かと思います。

1つ目は写真の通りですね。

校舎の写真

2つ目の「プロジェクトベースの授業」に関してですが
入学してから(もちろん年齢によりますが)とにかく
自然や社会に関して先生や生徒と考え、意見を交わし、実際に体験し
「社会問題に対し自分がどのように関わるか」を考え実行まで移すそうです。

別に日本を悪く言うわけではないですが
インプット中心の日本の教育で育ってきた私達は「自分で考え発表すること」が苦手な人が多いですよね。

それを小さい頃から「やらされている感はなく」(実際は見ないとわからないですが)子供が自らの意思で自然と出すことができる環境があるそうです。

(3)そして3つめの地元バリへの配慮。
前述した通りGreen Schoolはカナダ人が作った学校。
つまり地元の人からしてみたら外国人がいきなり自分たちの地域にやってきて、バカでかい学校を作ってしまいました。

もちろん公立の学校ではなく、プライベートスクールのため授業料も高いです。
(学費は年間約60万~140万円程度。日本人でも高い・・・)
月収1万円以下で暮らしているバリ民からしてみたら10年がんばって働いても稼げないような金額を子供の学費に出すなんてもってのほか。

(日本人でも通っているお子さんのご家庭は経営者や投資家さんなど、教育に十分なお金を充てることのできる方が多いそうです)

ただし、侮るなかれ。
ダイバーシティを重んじるGreen Schoolは地元の人には奨学金を出しているようで常に20%は地元バリの子供達も通っているそうです。

(2)でも説明しましたが、子どもたちが実際に授業で扱うプロジェクトはバリの環境問題を配慮したものも多いそうです。

(実際のところは訪問時に見てこようと思っています)

もちろんそれ以外もすごい所はたくさんあるのですが、それは追って説明していけたらと思います。

 私がGreenSchoolを知ったきっかけ

厳密には覚えていませんが、たしか2015年頃。
前職で中学生のフィリピン留学を引率している際に学校の先生と話しているときに教えてもらいました。

「アジアのジャングルに世界中のセレブが子ども達を通わせている学校があるらしい。」と。

何となく気になってその日の夜に自分で調べてみたところ
私が今まで知っている学校とは大きく異なる素敵な校舎に、面白そうなカリキュラム!
それまで正直言うとあまり教育には興味がなかったのですが、自分の中で何かスイッチが入ったのを今でも覚えています。

「いつかこの学校見てみたい!こんな学校で働いてみたい!!」
と思いたち、色々と調べてみたり、実際に通った方の書籍を読んだりと夢中になりました。

見学できることも知っていたし、ちょこちょこアジア旅行もしていたのですが
中々バリに行くことはなく気がつけば3年が経っていました。

しかし今年の4月に、「もっと教育の勉強をしたい!」と思いたち、
そのきっかけにもなったGreen Schoolに絶対に今年中に行こうと考えていました。
その頃、友人が偶然Green School訪問をFacebookで投稿したのを見つけ、
「行くならいましかない!」とその場で航空券を調べていました。

自分が中学高校生の頃はまったく自分が教育に興味があるとは思いませんでしたがあの3年前が自分の中で何かが大きく変わったのは間違いありません。
もしかすると行ってみたら自分が期待していた学校ではない、となるかもしれません。
それでも何か今後の人生の中で大事な旅行になるのではないかと今からドキドキしています。

次回は「バリ Green School訪問記 (2)出発前の準備・お申込み」にて実際のお申込み方法等説明しています。

 

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