ドイツ観光にもおすすめ!シェアサイクル3社徹底比較

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ドイツは夏になると街なかで自転車に乗る人が急激に増えます。
わたしも自転車ほしい!って方におすすめなのがシェアサイクルです。
今回は街なかでよく見かけるシェアサイクル3社を試してみたので、ご紹介します。

そもそもシェアサイクルって?ドイツの自転車事情

ドイツは自転車を新車で買おうとすると安くても300ユーロ代から・・・
ということで結構ハードルが高いです。
さらには日本より盗難にあう可能性もとても高く、とくに1000ユーロくらいの自転車はいくら頑丈なチェーンつけていてもすぐに盗難にあうリスクが高いのが現実です。
(わたしの友人も奮発して1000ユーロ以上の自転車買って、1ヶ月もしないうちに盗まれていました)

そんな人におすすめなのがシェアサイクル。
ドイツに住んでいる人は嫌でも目につくんではないでしょうか。

シェアサイクルは町中に設置してある自転車をアプリでレンタルし、使った時間だけお金を払うシステムになっています。
よって盗まれる心配もなければ、使いたいときに使えるので自転車を所有する必要はありません。
今回ご紹介するのはこの3社

  1. ドイツ鉄道のDB社(Deutsche bahn)が運営するCall a Bike
  2. 唯一乗り捨て可能なMobike
  3. ドイツはライプツィヒ発でなんと14年もの歴史のあるnext bike

今回はご紹介できませんが、番外編として電動スクーターのシェアサービスeddyなんかもありますし
最近は電動キックボード(Eスクーター) なんかも人気です。

ということで次からはこの3サービスの概要と実際に乗り比べてみたので、そのレビューもご紹介します。

車体数No.1のFordPass Bikeharing(DB Call a bike)に関して

FordPass Bikeharingはドイツの鉄道会社DB(Deutch Bahn)が運営しているシェアサイクルサービスです。
Berlinや他の地域ではCall a bikeと呼ばれていますが、デュッセルドルフはおそらく別会社が管理しているようで
FordPass Bikeharingと呼ばれ、車体もブルーのFordと書かれた自転車になります。

 

公式サイトによるとドイツ国内300の街/市で利用が可能とのことで
デュッセルドルフでも中心地はよく車体を見かけます。

料金等やシステム自体は地域関係なく同じで
基本はステーションと呼ばれる駐輪場が決まっており、そこで自転車を乗り降りできます。

デュッセルドルフでは1,200以上の車体があり、ステーション数は135あるそうです。

FordPass Bikeharingの料金体系

こちらがFordPass Bikeharingの料金体系のまとめです。

デポジット(初期費用):€3
30分あたりの料金:€1
マンスリー料金:€9 (最初の30分無料、後30分ごとに€1)
各種割引:あり ※下記詳細

後ほど紹介する2社より少しお値段高めな印象。
とくにデポジットが€3と初期費用がお高め。
ちなみにこの€3は毎年かかり、期日の14日前にキャンセルしない限りは自動更新となるそうです。

DB社が発行するBahnCardを持っている人、学生、65歳以上の人は1日借りた場合でも€12で借りる割引があります。

FordPass Bikeharingの解錠方法

いざ自転車を見つけたら、乗りたい自転車を選択。
そうするとアプリに解錠のためのコードが表示されます。

この場合は6660がコード

そうしたら、自転車のハンドルの真ん中にあるパネルに番号を入れ解錠します。

FordPass Bikeharingのアプリはこちらから

 

Google Play で手に入れよう

 

乗り捨て可能なMobike(モバイク)

お次はオレンジの車体が目立つMobike(モバイク)です。
2015年から北京でサービススタートし、現在はヨーロッパではドイツやイタリア、イギリス、2017年には日本でもサービススタートしています。
Wikipediaによると日本ではなぜか北海道は札幌市から事業をはじめたそうです。
(なぜ札幌・・・?)

Mobikeの特徴と言えば何と言っても乗り捨て可能なこと!

意識していませんが、この記事を書くに辺り街なかを歩くときによく見ていると中心地の辺りでは300メートルごとおきにMobikeを見かけます。
車体数も調べましたが公式には出しておらず、その数FordPassの半分の600台前後とのことですが、デュッセルドルフ中に散らばっています笑

Mobikeの料金体系

デポジット(初期費用):€2
20分あたりの料金:€1
マンスリー料金:€4.90(現在プロモ中!)※最初の30分無料
各種割引:なし

mobikeは地域やエリアによって金額を変えているようでとくにマンスリーの料金がわかりずらかったのですが
デュッセルドルフはどうやら現在プロモ中で最初の30分は無料のmobike passが1ヶ月€4.90と圧倒的に安い!
※プロモはいつ終わるかわからないのでご注意を。

Mobike解錠方法

Ref:https://mobike.com/de/

基本は全ての車体に自動のロックがかかっており、アプリ上でレンタルしたい車体を選び
アプリで「Unlock」のボタンを押すとカメラが機動するので、自転車の鍵部分にあるQRコードを読み取るとすぐに解錠できます。
あとは乗るだけ。

Mobikeのアプリはこちらから

Mobike Global
Mobike Global
開発元:Beijing Mobike Technology Co., Ltd.
無料
posted withアプリーチ

 

ドイツ発のスタートアップNextbike!

そして3番目は見た目はFordPass Bikeharingにも似ているブルーのNextbikeです。
ちなみに現在わたしはこのNextbikeを月額利用しています。

デュッセルドルフでの車体数は上記2社と比べると少なく約500台とのことです。
そして返却に関してはForPassと同じくステーションに戻すことになるので、他の2社より劣勢か?
と思われがちですが、カバーしているエリアは他2社より広いようです。

一番北だとデュッセルドルフの空港より少し北、Kaiserswerthにもステーションがありました。

Nextbikeの料金体系

Nextbikeは他の2社とくらべるとやや安い印象。

デポジット(初期費用):€1
30分あたりの料金:€1
マンスリー料金:€9※最初の30分無料
各種割引:なし

ちなみに月額料金は€10で最初の30分は無料で30分超えると30分ごとに€1なので、例えば通学や通勤が30分以内であれば安いですね。

Nextbike解錠方法

Nextbike、実は車体が実は色々とありECObikeや Comfort、Classicなどどれを利用できるかは、タイミングによって異なります。

ちなみにECO Bikeがいわゆる一般的な自転車で一番乗りやすいです。
解錠もアプリで選択し、「Unlock」を選択するだけで解錠できます。

一方でComfortやClassicの場合は鍵もクラシック笑
ダイヤル式の鍵がついており、アプリで車体を選択するとその車体についた鍵の暗証番号がアプリに表示されます。
これ最初やや戸惑いますが、なれると簡単です。

あと驚いたのがブレーキ!
いわゆるコースターブレーキと呼ばれるそうですが、ペダルを逆に漕ぐとブレーキがかかるという日本ではなかなか見ることのないタイプもこのClassicタイプには多いです。
これも慣れないと最初は乗りづらいですが、慣れると意外とOK。

ECObikeが一番エアタイヤで、疲れづらい&ブレーキも乗り慣れたハンドルブレーキなのでなるべくECObikeを乗っています・・・

Nextbikeのアプリはこちらから

nextbike
nextbike
開発元:nextbike
無料
posted withアプリーチ

 

3社乗り心地比較!

今回はわたしがNextbike、友人2人にmobikeとFordPass Bikeharingを乗ってもらい実際に同じルートを走ってみました。

乗り心地

Mobikeはぱっと見普通の自転車ですが、実はタイヤが特殊。
パンク防止のための特殊タイヤだそうで、空気を入れる場所もなく中もみっちりゴムだそう。

よって漕いだ感じなんだか重い・・・

一方でNextbikeはECObikeの場合は通常の自転車と同じくエアタイヤ。
漕いでいてもあまり疲れません。
しかしECO-bike以外の車体も多いので、それ以外の車体に関してはMobikeと同じかむしろ劣る・・・

一番安定していたのはFordPass Bikeharing。
車体差もなく、どれもエアタイヤでブレーキも良い感じ。
そして驚いたのが、ギアがなんと7段階

乗り心地
FordPass Bikeharing:★★★
mobike:★
nextbike:★★

料金

今回は天気も良かったので張り切って2時間半ほどデュッセルドルフ周辺を漕いでみました。
いくらになるか期待半分、不安半分で見てみると・・・

料金
FordPass Bikeharing:€5
mobike:€8
nextbike:€5

ただし、FordPassの場合はデポジットが€3と初期費用が高いため料金だけ見るとnextbikeが安いです。

自転車の見つけやすさ

これは前述しましたが、乗り捨て可能な分圧倒的にMobikeが便利!
ステーション方式のFordPass Bikeharingとnextbikeに関しては
FordPass Bikeharingのほうがステーション数と車体数ともにnextbikeより多いです。
Nextbikeはステーションに自転車がなかったり、目的地の近くにステーションがなかったりとその分やや不便。

自転車の見つけやすさ
FordPass Bikeharing:★★
mobike:★★★
nextbike:★

 

アプリの使いやすさ、解錠方法

アプリの使いやすさは3社ともそんなに変わりません。
解錠方法に関しては印象としてはmobikeが一番シンプル。
nextbikeはEco-bikeに関してはmobike同様シンプル。

一番手間が多いのはFordPass Bikeharingでしょうか。

アプリの使いやすさ、解錠方法
FordPass Bikeharing:★★
mobike:★★★
nextbike:★★

まとめ結局どれを使っているか?

 

台数 料金 ギア 乗り心地
FordPass Bikeharing 多(1,200〜) €1/30分 7段階 ★★★
Mobike 中(600〜) €1/20分 3段階
nextbike 少(500〜) €1/30分 3段階 ★★

Ecobikeのみ

とりあえず1ヶ月はnextbikeを継続でマンスリーで利用してみることにしました。

→2ヶ月目からFordPass Bikeharingに切り替えました!(2019年5月)

理由としては、わたしの職場&家からnextbikeのステーションが遠い。

唯一乗り心地の良いEco-bikeの車体数が少ない。

ということでよりステーション数の多い&安定して乗り心地の良いFordPass Bikeharingに切り替えることにしました。

 

 

ただしNextbikeはデポジットを支払うためにドイツの銀行口座や電話番号がないと難しいため
観光でドイツを訪れる方は日本でもサービスを展開しているMobikeを日本にいる間にダウンロード等しておくのがおすすめです!

 

そして2時間自転車乗ったあとのビール最高!

デュッセルドルフ在住の方は電車のチケットはオンラインがおすすめです!

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